【泥沼化】シクロ王者ファン・アールトの契約問題
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情報源:Van Aert fighting to push through LottoNL-Jumbo move for 2019
シクロクロス世界王者にして今年はロードレースにも参戦し、ストラーデビアンケなどで激走を見せていたWout van Aert(以下WVA)。
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— UCI Cyclocross (@UCI_CX) 2018年10月15日
しかし、所属していたプロコンチネンタルチームのVeranda’s Willems-Crelan(チームを所有してるのはSniper Cycling)との契約を一方的に破棄し、現状無所属になってる。
本来ならWVAは、2019年いっぱいまでは同チームとの契約が残ってて、2020年に円満にワールドツアーチームであるLottoNL-Jumboに移籍する。そんな契約をLottoとの間でやってた。
そのへんの経緯とかの過去記事はこれら。
https://bikenewsmag.com/2018/09/19/woutvanaert-terminated-contract-with-team/
WVAとチームVeranda’s Willems-Crelanとの緊張は、8月ぐらいに発生。きっかけはVeranda’s Willems-Crelanとアイルランドのプロコンチネンタルチームである今は亡きAqua Blue Sportとの合併話。
みんな覚えてるとおり、その件はめっちゃ不可解な展開になってすぐに立ち消え、そしてその後今度はベルギーのプロコンチネンタルチームであるRoompot-Nederlanse Loterijとの合併へ。これは無事に成約し、合併は完了した。
そのへんはこの記事にも書いた。
https://bikenewsmag.com/2018/10/03/larsboom-bolsters-roompot-charles/
これらのチームの合併話のゴタゴタがチームとWVAとの間に大きな溝を作ったんやろう。WVAになんの説明もなく進めたことに、そしてそれに抗議したWVAにチーム側が言ったらアカンことを言ったのかもしれへんね。そのへんの内部事情や詳細は全く語られてないから真相はまだまだ闇の中や。
で、そんなWVAにチームVeranda’s Willems-Crelanはブチ切れ。ベルギーの裁判所にWVAを訴え、それが受理された。曰く「契約破棄?知るかボケ。来年まで契約残ってるやろ!契約の不履行やんけ!」という主張。
一方、WVA側は裁判所ではなくUCIにこの問題を持ち込んで、UCIによる裁定を待つ戦略へ。すなわち、UCIによってチームとの契約は無効(または不存在)と判断してほしいとの主張。
そしてVeranda’s Willems-Crelanはこれにもブチギレ。
「もしUCIがうちらの契約を否定するような判断下したら、もうロードレース界は終わりやぞ!」
「金銭的補償をもらうまでは、絶対にWVAの移籍なんて認めへんからな!」
とおっしゃっている。
もう泥沼やな。シクロクロスの選手だけに。
下手したらWVAは来年はお休みかもね。シクロクロスだけに出場とかかもね。
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(関連する過去記事とか、1つ前・後の記事は下のほうにあるで)