UCIがEnduraのTTウェアを使用禁止へ!
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ロードバイクウェアブランドEnduraといえば、ワールドツアーチームのモビ☆スタにウェアを提供してる有名ブランド。MTB用のウェアも出してる総合ウェアブランド。
そんなEnduraのあるウェアがUCIによって今回めでたく(?)使用禁止アイテムに指定されることになった。一体なぜか?
UCIの判断は、Enduraにとっては嬉しい?
今回UCIによって禁止されるEnduraのどんなウェアかというと、こんなの。次の動画をみてね。
どうわかるかな?TT用のウェアで、見るべき箇所は、袖(腕)の部分。なんかブツブツあるやろ?これがアウトの理由。シリコン素材の立体的なブツブツがくっついてるんよ。
このウェアは、2015年のブエルタで初めてワールドツアーデビューになったもの。今回4年越しでようやく使用禁止になったわけやね。
ウェアとかの使用禁止については、過去記事でもいくつかネタにしたことがある。チームSkyのやつとかね。
↑のチームSkyが使ってたTTウェアでもLotto Soudalの使ってたジェルでも基本的な理屈は今回のEnduraのウェアと同じ。すなわち、整流効果のあるボコボコを皮膚上やウェア上に作り出し、エアロ効果を上げようとするものや。
ま、Enduraだけ特別扱いできひんからね、そらアウトになるよ。
でも、今回の決定はEnduraにとってはある意味でハッピー。なんでかというと、開発したウェアにはエアロ効果があるってことをUCIが認めてくれたってことやから。ようするに、自社の開発技術の高さ、そしてその実際の効能をアピールできるからね。「UCIが禁止にしたほどの効果!」「UCIが恐れたわが社の加発力!」みたいな煽り文句が使える。だいたい、↑の公式動画でも明らかにネタにしとるし。
ま、UCIのレースで使えへんけど、UCI規定に関係ない草レースで使うのはアリやし。
UCIのおかげで逆にブランド力の向上が果たされた?