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Amer Sports(アメアスポーツ)といえば、Mavic、Enveだけに限らず、Arc’Teryx, Salomon, Atomic, Suunto, Wilsonなど有名アウトドア・スポーツブランドを保有する企業。ワシのサイコンはGSウオッチのSuunto Ambit3。
そんなAmer Sportsの第4四半期の売上データが公開された。それによると、なんと10%もの売上UP!
その理由と、オンライン通販時代のトレンドとは?
情報源:Amer Sports Q4 sales up 10%; company continues to explore sale of cycling business
会社を経営してたり、自分でビジネス(仕事じゃなくてビジネスね)やってる人間やったらわかるやろうけど、1割の売上UPってなかなか難しいからね。この結果、販売額は$9憶9200万までUP。約1080憶円。
今回の売上UPを支えたのは、ずばりアパレルや。ウェアやその関連アイテムがよく売れたわけやね。
なんとアパレル分野が、41%もの伸びを見せた。これには昨春にスウェーデンのスポーツウェアブランドPeak Performanceを買収したのが大きく貢献しとる。
とりあえずセールス全体をを増やすには、拡大路線突っ走ればいいってのがよくわかるね。利益率は別として。数字上は大きくなる。
自転車部門であるMavicとEnveの数字は公開してないけど、どうもこれら2つのブランドを保有してても上手く使えてない状態やから、さっさとこれらを他社に売りたがってる。これは以前にも記事にした。
2018年度のグループ全体の売上のうち、その41%はウェアやその関連アイテムなど。そして米国と中国でのオンライン通販事業が大きく成長しとる。
よってAmer Sportsとしては2019年度はこれまで以上にオンラインでユーザーに直接ウェアやその関連商品を売るビジネスに力を注ぐと予測される。そうなると、ホイールを売るビジネスは足かせ、というか邪魔になる。よって、MavicとEnveはいらんと。ただし、Mavicはウェアも売ってるから、ウェア部門だけは売らへんかもしれへんね。
両ブランドを売却するのが完了するのはいつ頃やろね。今年中に終わるかな?
とにかく、今後ますますオンライン直販でウェアなどを売るのに注力するのが、スポーツブランドの世界的トレンドとして強まりそうやね。