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ティレーノ~アドリアティコの第6ステージ。ゴール前はスプリンターたちによる競演になるかと予想され、そして実際その通りになった。
しかし勝利したのはQuick Stepのクライマー(いちおう)のA。
ま、同選手をクライマーと位置付けるのはちょっとアレな感じもするけど、いちおうそういうことで。順調にバルベルデの上位互換となりつつある。スプリント力なら上か。チームSkyのKWSKよりも万能になるかもしれん。
そんなAが、なぜサガンやGVAなど自身よりスプリント力がありそうな選手にゴール前スプリントで勝てたのか?その秘密はゴール前の地形とチームメイト、特にヴィヴィアーニと立てた作戦が大きな役割を果たしてた。
情報源:Tirreno stage 6: Alaphilippe takes surprise sprint win
Gli Highlights di @Gazzetta_it della tappa 6 della #TirrenoAdriatico @NamedSport pic.twitter.com/aHTy7RQFav
— Tirreno Adriatico (@TirrenAdriatico) 2019年3月18日
1つ目の要因として、単純な平坦スプリントではなくラスト1キロは決して険しくないけど登り基調だったこと。つまりサガンが最も得意とする地形だったこと。逆にチームメイトのヴィヴィアーニはちょっと苦手な(?)地形。
2つ目の要因はヴィヴィアーニとの事前の相談と立てた作戦。Aは次のようにいう。
“We wanted to go a good lead-out for Elia [Viviani], but he told me in the last lap that if you want to do the sprint you can,”
訳「チームとしては、もともとヴィヴィアーニのためにトレインを組もうと思ってたんやけど、ヴィヴィアーニが最後の周回になって提案してきたんよ、『いけそうならお前やってみーひんか』って」
Team sprint @deceuninck_qst 🤙🏻 amazing work from @MaxRicheze and loulou @alafpolak beat everyone 🙈😆 #1st #3rd #6st #amazing pic.twitter.com/qZIBmHhI4U
— ELIA VIVIANI (@eliaviviani) 2019年3月18日
で、最後の局面になるんやけど、優勝候補の最右翼ピーター・サガンは、最初はQuick Stepのスティバールの後ろにつけてた。この時点ですでにサガンはQuick Stepの策略にハマってたのかもしれへんね。
同時にチームのスプリンターエースであるヴィヴィアーニはそんなサガンの後ろで待機。そして最終的にGVAがスプリントを開始し、そのすぐ後ろでサガンとヴィヴィアーニもスプリントを開始。しかし、GVAはスプリントのタイミングが早すぎ、サガンとヴィヴィアーニは逆にちょっと遅かったか。
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— Julian Alaphilippe (@alafpolak) 2019年2月27日
そんなこんなでAが優勝。ある意味でAの逃げ切り優勝みたいなおもしろい結果になった。
サガンはたぶんヴィヴィアーニがエースやと思ってやろうね。まさかAがそのままゴールまでいくとは思ってなかったんとちゃうかな。
ロードレースの作戦・駆け引きの妙が出たステージやったと思う。