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今年のミラノ~サンレモ最大の見どころ(?)となったのが、最後から2つめの登りチプレッサを終えての下り。プロコンチームのDirect Energieの選手Niccolo’ Bonifazioがとんでもない速度でその複雑で危険な下りを爆走した。
完全にオートバイより速く、前を行くそれがBonifazioの邪魔となってたシーンが鮮明に思い出される。
さてその下りで、Bonifazioは一体何回ブレーキレバーに触ったのか?そしてその下りの速度は?
情報源:Bonifazio hit 85km/h during attack on Milan-San Remo descent
まず問題の下りの動画はこちら。
Don’t try this at home 😱 #MilanoSanremo #NamedSport pic.twitter.com/sG3koewm0e
— Milano Sanremo (@Milano_Sanremo) 2019年3月23日
情報源記事でのインタビューでBonifazioはこう答える。
perhaps just two or three times. In races you don’t really need brakes
訳「たぶん2回か3回。レースなら実際ブレーキなんていらんで」
というわけで、答えは2回か3回でしたー。正解者にはサービス残業をプレゼント。しっかり働け。え?嫁さんがいる家に帰りたくないから、それはそれで嬉しい?
次の最高速度については、
“I touched 85km/h on the straight sections
訳「85㎞をマークしたわ、直線区間で」
あの下りは直線区間いうてもその距離は短い。コーナーが多い下りやしね。それで85㎞やからね。そしてそれを可能にしたのが上述のようなほぼノーブレーキ走法。頭おかC。
Quand @Bonifazio_993 passera devant son nom 🖍 dans la descente du #poggio 🚴🏻♂️💨 Il sera à 5km de l’arrivée de @Milano_Sanremo #LiveTV demain sur @lachainelequipe #AllezDirectEnergie 💪🏼 pic.twitter.com/2eE0nCN0Mc
— Blaise Chauviere 🚴🏻 (@blaisou85) 2019年3月22日
じゃなんでBonifazioはそんな曲芸みたいな芸当が下りで可能だったのかといえば、それはその下りを熟知してたから。同選手は次のように言う。
“I’d always dreamed about attacking on the descent of the Cipressa or Poggio at Milan-San Remo. It’s 10km from my home, 20 minutes of warm-up and then I’m there. It’s my gym, my office. I’m there every day. Well, it was, now I live on Monte Carlo.”
訳「ずっと夢見てたんよ、チプレッサの下りでアタックするのをね。実はあの下りはワシの家から10㎞しか離れてないんよ。ウオームアップがてら20分走ればもうその下りや。ワシにとってジムであり仕事場みたいなもんやし、毎日通ってたわけ。ま、今となっては昔のことなんやけどね。今はモンテカルロに住んでるし」
というわけで、めっちゃ近所やったんやね。そんで毎日のトレーニングコースがあのチプレッサやったわけ。そらもう、どこがどうなってるか完全に頭入ってるわね。どこがブレーキポイントになるのか、どこをノーブレーキで何キロでつっこめるか、とか全部わかってたわけやね。そら速いわ。
つまり、究極の地元走りやで。コースを熟知する重要性がよくわかるシーンやったね。