【前後1150g】新興ブランドPartingtonが、王者Lightweightよりも軽量のディスクブレーキ用チューブレスカーボンホイールを販売へ
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プロご用達の軽量カーボンホイールといえば、Lightweight。剛性も軽量さも、そしてお値段も業界の王者として君臨するスーパーブランド。なんとかシュタインとか、かっこいい名前がホイールに冠されている。ドイツのブランド。
しかし、そんなLightweightを脅かし、「キングオブ最軽量カーボンホイール」の座を奪うブランドがオーストラリアから登場。その名はPartington!
そのホイール、ディスクブレーキ専用のチューブレスホイールで重量は前後合わせて1150g!なしとげたぜ。
情報源:Lighter than Lightweight? Partington’s 1,150g disc brake tubeless wheels
最軽量?Partington社のチューブレス用カーボンホイールの概要
①Partington社について
まずはPartingtonの公式ページをどぞ。
Partington公式:39R & 44R
このPartington社は、Jon Partingtonという技術者が創設した。できたばかりの超新興ホイールブランドとなる。
創始者Jon Partingtonは、もともとイギリスの自動車産業・モータースポーツ産業で開発に携わってた技術者で、Deakin大学で博士号を取得したガチ勢。で、オーストリアに引っ越してこの会社を立ち上げたというわけ。
昭和初期とかはともかく、日本の技術者や博士号持ちってあんまり会社立ち上げたりしないね。目立たないだけでちょこちょこやってるんかな?
②デザイン
デザインはこんな感じ。マットブラックで非常にシンプル。
このホイールは製品名が「39R & 44R」となってて、フロントが39mmのリムハイト、そしてリアが44mmのリムハイトになってる。今はやりのフロントが低め、リアが高めという設計。
リムハイトもそれほどディープリムという数字ではないから、平地でも登りでも使える万能型の設定といえる。
③重量とスペック
スペックは次のようになってる。
公式の記述をそのまま引用すると、フロントホイール33Rは、
Weight | 520g |
Rim Depth | 39mm |
External Width | 26.5mm |
Internal Width | 21mm |
Number of Spokes | 20 |
Tyre Width | 25-28mm |
Max System Weight | 110kg |
Axle | 100mm x 12mm Thu Axle |
そしてリアホイールの44Rは、
Weight | 630g |
Rim Depth | 44mm |
External Width | 26.5mm |
Internal Width | 21mm |
Number of Spokes | 20 |
Tyre Width | 25-28mm |
Max System Weight | 110kg |
Axle | 143mm x 12mm Thu Axle |
Drive Body | Shimano 10s, Shimano Micro Spline, Sram, Sram XD, Campagnolo |
となってる。注目の重量はフロント520g+リア630g=1150g!
また制限体重も110㎏までとなってるのも、ワシのようなブタさんライダーには嬉しいところ。
またチューブレスタイヤ用ホイールとなるわけやけど、チューブレスタイヤとの適合性については、Mavic UST規格に準拠した作りとなっている。これは安全性の確保につながるね。タイヤとホイールとの適合性が低いと、タイヤ外れたりするからね。
剛性については、3種類のオプションから選べるようになってる。最も高い剛性を選ぶと、Lightweight Meilensteinよりも硬いホイールになるとのこと。
④価格と販売時期
気になる価格はというと、実はまだ不明。販売時期は「6月中に販売開始できたらいいな~」ぐらい。
ただし、業界筋の情報として、「Lightweightのホイールの価格帯と同じぐらい」みたいな感じらしい。つまり、めっちゃ高いということ。
ちなみに、LightweightのMEILENSTEIN CLINCHER DISC(クリンチャーディスクブレーキホイール)は、前後合わせて66万円。
(´・ω・`)ワシの年収……