Specializedから最速のチューブレスタイヤS-Works Turbo RapidAirが新登場。グリップも転がり抵抗もチューブラーを凌駕
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Specializedからチューブラーを凌駕する最新&最速のチューブレスタイヤが登場。S-Works Turboシリーズの最新作となる。その名も、RapidAir。
今この記事を作ってる時点では、日本公式サイトや日本公式通販サイトには情報はなし。ただし、日本公式Facebookでは情報が掲載されたような形跡があるが、すぐに削除されたもよう。フライングしたか?
米国公式サイトで↓情報チェックをどうぞ。
Spcialized公式:S-Works Turbo RapidAir
目次
Specialized S-Works Turbo RapidAir概要
画像は上の公式やInstgramでどうぞ。
シーズン前半からプロがプロトタイプ版を使用
そもそも今回発売となる最新・最速のチューブレスタイヤS-Works Turbo RapidAirやけど、そのプロトタイプ版は今シーズンの前半からプロトン内部でテストがされていた。それがようやく、公式に一般販売となるわけやね。なお一般販売は9月からのもよう。
最近のトレンドとして、チューブラーを捨ててチューブレスタイヤに乗り換えるプロも多くなってきた。理由は当然に、性能の差。今やチューブラーよりチューブレスやクリンチャーのほうが性能が高い。簡単にいえば速い。もちろん場面ごとに使い分けるのが現状では正解。
たとえば、今年のクラシック戦線におけるAlexander Kristoffがチューブレスタイヤを使って勝利を挙げ、そしてパリ~ルーベでそのチューブレスがパンクしまくって「アホか!」みたいに怒ってたのもその例。
さて、今回のSpecializedの最新&最速タイヤであるS-Works Turbo RapidAirは、以下のような特徴を持つ。
- 同社史上最速
- 同社史上最軽量
- 同社史上最高の耐パンク性能
- オールランダ― タイヤ
- 700×26mmと700×28mmの2種類用意
- ケーシングは120tpi(ブチルビード)
- 独自のGriptonコンパウンド
- 独自の耐パンク技術、BlackBelt搭載
- 重量 260g(700×26mm)
- 販売は9月からの予定
- 日本での価格は8000円
やったぜ。
もちろんDeceuninck-QuickStepの選手の多くがツールですでに使用中。
チューブラータイヤとの性能比較:グリップ力も転がり抵抗もRapidAirの勝ち
同社のSW Turbo Allround チューブラータイヤとの性能を比較した画像が↓のもの。
まず画像の←半分にあるグラフは、コーナーリングでのグリップ性能を表している。
赤色グラフは路面がドライのときの、緑色グラフは路面がウェットのときの数字となる。
ドライ時は同チューブラーが17.0、RapidAirは20.1。ウェット時は同チューブラーが10.1、RapidAirは12.1.よって、RapidAirの勝利。
次に画像→半分のグラフは転がり抵抗の性能を示す。
同チューブラーの抵抗は18.7、RapidAirは15.9。RapidAirは転がり抵抗が、同チューブラーと比べて、15%ほど低いということになる。
Specializedファンやタイヤ(機材)オタクの諸君は今すぐ確かめてみたいやろうけど、販売は9月ごろの予定なので、もうちょっと自宅待機ね。
26c260gが正しいと修正入ったで。
予価8000円(日本公式Tw)
情報感謝!修正修正っと。