【悲報】ヴィノクロフ大佐、懲役6か月&罰金1200万円を求刑される。2010リエージュでの談合事案
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アスタナを率いるAlexandre Vinokourov大佐に刑事罰が下る可能性。
情報源:Vinokourov potentially looking at six-month prison sentence for Liege-Bastogne-Liege corruption case
疑惑の2010リエージュ
ことの発端は、2010年のLiège-Bastogne-Liège(以下LBL)。たぶん覚えてる人も多いと思う。レース終盤で飛び出したAlexandre Vinokourov(アスタナ、以下大佐)とAlexander Kolobonev(当時カチューシャ、以下コロちゃん)の一騎打ちとなり、大佐がコロちゃんを破って2005年以来の2度目のLBL制覇となった。
だが、レース終了後すぐかどうかはちょっと忘れたけど、ある疑惑が世間で噂されるようなった。それは、大佐がコロちゃんに談合を持ち掛けたのではないか、という噂。
つまり、大佐がコロちゃんに対して「俺を勝たせてくれたら、€100,000(約1200万円)をやる」と提案したというもの。で、この疑惑が実際に当局の捜査対象となりずっと捜査が進んでいた。
意外な展開。別の疑惑の捜査から証拠が?
そして同時期に、別件のドーピング疑惑の調査も進んでいた。それは、ロードレース界では有名な(悪名高き?)Michele Ferrari医師が関与していた大きなドーピング疑惑の捜査。
このドーピング捜査のときに、大佐がコロちゃんに対して金銭を送付したとのEメールを送っていたことが判明。
それを受けて、談合疑惑の当局は大佐の事件を裁判所へ訴追。検察側は懲役6か月と罰金€100,000を求刑しているもよう。
大佐側は「証拠は盗まれたもので信ぴょう性なし!疑惑はでっちあげだ!」と反論。判決は10月8日となるもよう。さて、どうなるか。