【2019世界選TT】ロハン・デニスはどのブランドのバイクに乗ったのか?
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昨日の世界選個人TTエリート男子の部で最大の注目選手は、やはりRohan Dennisだった。ツール・ド・フランスでは、個人TTステージの直前に、チームのバイクMerida Warp TTが気に入らず、ツールをリタイアした。
そういう経緯をふまえて注目度が高まっていた。もちろん去年の世界選を制し今年も連覇がかかっていたというのもあるけれど、やはり所属チームであるTeam Bahrain MeridaのTTバイク Merida Warp TTに乗らず一体何に乗るのか?ということが最大の注目点。
では、そのバイクは?
(1) デニスのバイクはやはりBMC。ただし・・・
答え合わせといこう。次の画像を見てほしい。昨日のDennisのTTの画像。
🚨RESULT🚨
— 🌈 Yorkshire 2019 (@Yorkshire2019) September 25, 2019
Men Elite Individual Time Trial
🌈 Rohan Dennis 🇦🇺
🥈 @EvenepoelRemco 🇧🇪
🥉 @GannaFilippo 🇮🇹
A mammoth performance from the @AusCyclingTeam man, who secures back to back ITT titles. Incredible scenes.#Yorkshire2019 pic.twitter.com/5Q9bkyMvST
一方、こちらが去年のオーストリアのインスブルックでの世界選TTの画像。
Gold for @RohanDennis 🥇Huge congrats! #InnsbruckTirol2018 pic.twitter.com/a4YyYlH9C8
— Innsbruck-Tirol 2018 (@ibk_tirol2018) September 26, 2018
チームBMCが存在していた去年は当然にBMCのバイクに乗り、そして優勝。
ちょっと今年と去年ので画像が左右逆やからわかりにくいと思うけど、今年と去年のバイクをしっかりと見比べてほしい。どう?同じちゃう?
そう、そして実際に今年もDennisはBMC Timemachineに乗った。
BMCのTTバイクの最新版は、BMC 2020 Timemachine 01。それがこれ。
で、ダウンチューブをよく見てほしい。特にフロントホイールに近い部分。えぐれてるやん?
そしてもう一度、昨日のDennisの画像を見てほしい。
🚨RESULT🚨
— 🌈 Yorkshire 2019 (@Yorkshire2019) September 25, 2019
Men Elite Individual Time Trial
🌈 Rohan Dennis 🇦🇺
🥈 @EvenepoelRemco 🇧🇪
🥉 @GannaFilippo 🇮🇹
A mammoth performance from the @AusCyclingTeam man, who secures back to back ITT titles. Incredible scenes.#Yorkshire2019 pic.twitter.com/5Q9bkyMvST
ダウンチューブを見てほしい。前方部分がえぐれてる?えぐれてないように見える。えぐれの程度がゆるい?どうやろ。光の加減とかあるから微妙?
まぁおそらくDennisは去年世界選TTを制したバイクをそのまま使ったんとちゃうかな?ホイールも同じやし。
よって、BMCの最新TTバイク2020 Timemachine 01ではなく、去年のBMC Timemachineを使ったんやろね。
(2) ルール的にセーフなのか?
ここで気になるのがUCIのルール的にそれってセーフなのか?という点。選手はいくら国別対抗の世界選とはいえ、所属チームの機材を使うべきなのではないか?
しかしご安心を。UCIのルール的にセーフ。
というのもルールの上では、世界選は特別扱いになってて、選手は各自好きな機材を選べる。そうなっている。もちろん現実的にはスポンサーからの圧力があるから、事実上ほぼ所属チームのバイクに乗ることが「心理的に」強制されるわけやけど。ただ、ルール上は問題ない。
よって、Dennisの選択もルール上はなんの問題もない。
こんにちは
結果を出している選手ほどスポンサー外のパーツをロゴを隠して使っているイメージがあります。
素人にはわからない些細な事もプロ選手には一大事なのかも知れませんね。
たしかに素人レベルではMeridaのTTバイクであってもなんの不満もないかもしれないブヒね。
TTは順位じゃなくて単純に「秒」を争うだけに、プロでしかもスペシャリストは相当のこだわり持ってそうブヒね。
いやいやいや、レムくんが46秒もの差でトップタイム叩き出したときは連チャンでエリートでも世界チャンプ獲るのか!?と思ったんだけど、そうは問屋が卸さなかった
ローハンくん、どこのバイクに乗ってるか気になって目を凝らしてるうちに(実況もBlack paint bikeって言ってましたね。みんな気になってた?)気がつけば圧倒的なタイム差でゴール! 凄いですねー
しかも旧モデルのBMCで、ですか?
メリダは沽券にかけて最高性能のマシンを開発しないと…
「実際MeridaのTTバイクとの差がどんだけあんの?本当はそんなかわらへんやろ」とも思うブヒが、
たとえそうであっても、今回しっかりと結果を出しちゃったから「やっぱりMeridaのバイクは・・・」となってしまっちゃったブヒね。
前輪部分のえぐれの差ですが、写真のトライアスロン仕様とデニスが乗るUCIルールに準拠したTT仕様の相違によるものではないでしょうか?シートポストの位置もかなり違いますしね
なるほど、トライアスロン仕様との違いだったブヒか。たしかに色々細かいところが違ってるブヒね