なぜ最強チームが2020ワールドツアーライセンスを得られなかったのか?スポンサー撤退。
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オランダが誇る女子最強チームBoels and Dolmans。同チームについて、以前こんな記事を書いたのを覚えてるかな?
来年のワールドツアーライセンスについて、最強である同チームがライセンスを与えられなかった。男子でいうと、チームIneosがライセンスをもらえなかったようなもの。
女子最強チームからスポンサー撤退:チームは消滅するのか?
単なる書類の不備か?とも思ってたけど、その理由が判明した。それは2大スポンサーが撤退するから。つまり来年のチーム存続が怪しいから。そらライセンスもらえませんわ。
情報源:Boels and Dolmans withdraw backing to leave leading women’s squad searching for new sponsors
同チームの2つのメインスポンサーBoels(オランダの機械レンタル会社)とDolmans(オランダの土木会社)がチーム運営から撤退する。これによってチームの財政は真っ赤になる。存続に赤信号。
ところがチームの幹部は、チームの継続をまるで確信しているかのような動きをしている。
というのも、まず選手を現在の12人から18人へ大幅に増加。これは女子版ワールドツアーの活動が広がるからやけど、それに対応しようとする動きのように思える。より多くのレースに参戦しようと準備していると思われる。さらに、若手の育成にも取り組むことも表明。
つまりチームを拡大させる動きをしていて、今のところワールドツアーライセンスはもらえないものの、その最終期限までにライセンスを得られること、言い換えれば大口のスポンサーが決まるのが確定しているかのように思える。
やっぱりまだ発表の機が熟していないだけで、実はスポンサーが決まってるんやろね。
なおオランダのチームといえば男子のJumbo-Vismaもあるし、そっちと統合して男女とものJumbo-Vismaになる選択肢も考えられるけど、Boels and Dolmansの幹部にはその考えはなく、あくまで独立した女子チームとして活動を継続させる方針のもよう。
スポンサー問題でしたか!
それにしてもホント自転車界というかロードレース界というか、財政は安定しないままですなぁ…