Newsletter Subscribe
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
Enter your email address below and subscribe to our newsletter
来年からUCIによるロードレース改革が本格的に開始される。全ての施策が一気呵成に同時に導入されるわけじゃなく、時間をかけて少しずつ変化が加えられていく。
そして、来年から始まる改革の1つが 「Classic Series(クラシックシリーズ」の導入。これは名前のとおり、既存の全てのクラシックレースをその新シリーズにまとめるもの。そして同時にそのClassic Series独自のランキングシステムを導入する。
このClassic Series(以下CS)は、5つのモニュメントを含む、既存の21個のクラシックレースを全てまとめて、1つのシリーズものとすること。ステージレースとは異なる独自のレース群としてのカテゴリー?分野?として独立させることになる。セリーグ&パリーグ的な。
だからこそ、ステージレースの結果とは別の、独自のランキング制度が可能となるし、必要ともなる。
このCS創設の主な目的は、レース開催地の地域性・独自性を押し出したレースの開催と、レースの利益を参加するプロチームに部分的に配分することで、現在不安定なプロチームの運営の安定化させること。
このようにチームの財政が多少でも安定し、チームにとってメリットとなるならええやんと思うけど、実はチーム側(AIGCP)は反対している。
その理由は、改革としては不十分だから。
チーム側は、UCIに対してもっと本質的な改革、時代の変化に応じた改革を求めていた。しかし、UCIによるこのCSの導入はまったくもって本質的な改革とはいえず、不十分なもの。そこにチーム側は不満を持っているわけやね。お茶を濁すような改革でしかないというわけ。
【UCI改革関連記事】
・UCIはさらなるレース改革へ。チームは6人制への移行、レース無線の禁止などを今後導入か?
・【Jリーグ化?】UCIによるプロチーム改革。2つの方針。
・日本のロードレース界の冬の時代到来か?チームNIPPO ・ヴィーニファンティーニ消滅と日本人選手の未来
・なぜ来年のCofidisとDirect Energieのワールドツアーへの昇格はプロコンに大打撃となるのか?
・UCIが2020年からワールドツアーチーム数を20へ!変更の理由とは?
・2018ツール・ド・フランスの視聴率。なぜ第1週目は大幅に低下したのか?その原因・理由。