【早期の契約を!】Katusha-Alpecinの選手はまだ合併後のチームとの契約が無い
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Israel Cycling Academy (以下ICA)が、Katusha-Alpecin(以下KA)を吸収合併し、KAが所有してたプロチームライセンス・ワールドツアーライセンスをそのまま流用することで、実質的にプロコンチネンタルチームからワールドツアーチームへと昇格を果たそうとしている。それがこれまでの報道。
まだ消滅していないKAの選手には2種類いる。すなわち、ICA以外のチームへ移籍が決まっている選手と、KAとの契約が今期で終了しない選手(KAとの契約が残っている選手。11人)や。
前者の場合ならなんの問題もない。新天地で頑張っておくれやす。しかし後者の選手11人が問題。なぜなら、今もまだ新チームとなるICAとの契約がどうなるか不明・未定のまま、宙ぶらりんのままの状態やから。
情報源:Riders remain in the dark over futures following Israel Cycling Academy takeover of Katusha-Alpecin
ワシ「えぇ・・・(困惑)おいおい、もう移籍市場は終わりかけやろ・・・もしICAと契約できなかったらどうしてくれんねん」
と思わざるを得ない。
KAとの契約が残っている11人はICA以外の他チームへ移籍しようにも移籍できない。そして新チームICAとの契約もまだなされていない。そんな事態になるなら、いっそのことKAがきれいさっぱりと完全消滅してくれていれば、契約も完全に消滅し自由に移籍交渉できる状態になっていたのに。不運としかいいようがない。
KAとの契約が残ってて移籍交渉ができない11人には、Nils Politt、Alex Dowsett、Harry Tanfieldも含まれる。みんなまだ来期の契約がない状態。
そのTanfieldは現状についてこう述べる。
“God knows [what will happen for 2020]. We have nothing, absolutely nothing,”
訳「現状、神のみぞ知る状態や。ワシら選手はなんにもわからん。マジでなんにもわからんのや」
“I had started to talk with other teams at the end of September but being in contract, we can’t ask. I just hope something comes up because if not, I’m f**ked. That’s the situation.”
訳「9月末に他のチームと話を始めたりしたんやけど、法律的にまだKAとの契約が2020年まで残ってるから、他チームと契約できひんのよ。今はただ上手くいくよう祈るだけや。もしICAとの契約ができなかったら、マジでフ★★クや。いまはそんな感じ」
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えぇ…(困惑)
チームが無くなるのが決定しているのに契約が残っていると他のチームとは契約できないんですね…例外ルールがあってもいい気が…
移籍が当たり前の業界なのに、意外と融通がきかないルールという感じブヒね。