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自転車の世界には、1枚5000スイスフラン(CHF)。約54.5万円)のシールが存在する。しかもそのシールは市販はされていない。さらにシールの発行には申請書の提出と、各種の厳格な審査が必要。なんだそれは?
情報源:What does the UCI sticker on your bike actually mean?
さてさっそく正解を発表。それは、UCI認証シールのこと。各メーカーのフレームやフォークがUCIのルールに準拠してますよーとUCIが認定したことを示すシールのこと。
ツールのプロバイク特集第15弾は、ペテル・サガン(スロバキア)によるマイヨヴェール獲得、そしてエマヌエル・ブッフマン(ドイツ)の総合4位と大きな存在感を見せたボーラ・ハンスグローエ。彼らの活躍を支えたスペシャライズドのTarmac、VengeそしてShivを紹介。https://t.co/aec3yKmuaY pic.twitter.com/y0PMbxD98n
— cyclowired.jp (@cyclowired_jp) August 20, 2019
2019年 ITU World Championに輝いた @kzaferes6 と @vincentluistri を祝福し、カスタムペイントされたS-Works Vengeを贈りました。
— スペシャライズド・ジャパン (@specialized_j) November 22, 2019
Groupset: SRAM eTap AXS Disc⠀
Wheels: Roval CLX 64 Disc⠀
Tyres: RapidAir Tubeless
Photo: Benjamin Carreric pic.twitter.com/CiYOaPR5QC
これらの画像の、シートチューブの上のほうに貼ってあるシールのことね。わかるかな?これらが貼ってあるとUCIが統括するレースで走ることが許される機材というわけ。
このシールをメーカーが取得するには、手続料として1枚5000スイスフラン(約54万円)をUCIに納めなければならない。
なお、この費用は、ロードバイクの1つのモデルについて1枚となる。
たとえば、SpecializedのVengeにはいろんなサイズがあるけど、サイズごとに1枚じゃなくて、モデルごとに1枚の発行となる。各モデルに1度このシールを発行されれば、そのモデルの全サイズ・全種にそのシールを貼ることが許される。決して、「1台」ごとに54万円ではない。そんなことになればフレームの末端価格がすごいことになる。
この54万円のシールをUCIからもらうにはまず申請が必要。その申請は毎年6月30日までにやっておくことが求められている。
さて申請からの大雑把な流れを書くと次のようになる。
申請の提出(毎年6月30日までに)
↓
図面の提出
↓
図面の審査と認証(最大1か月かかる)
↓
メーカーがプロトタイプ製品の生産
↓
プロトタイプの審査と認証(最大2か月かかる)
↓
認証を受けた製品の生産開始
このような流れとなる。なんだかんだで審査に3か月はかかるのが通常なもよう。
そしてこうやって見事UCIシールを獲得できたものは翌年の1月1日からUCI準拠製品として使うことが許される。
なお、54万円という手続料は純粋にUCIによる審査の費用として使われるだけであり、54万円が直接UCIのなんらかの儲けになっているわけではないもよう。よかったね。権力よるぼったくりはなかったんだ。UCIは悪の組織ではなかったんだ。
Wiggleでブラックフライデーセール開催中。UCIのシールも売ってるかな?
こんにちは
いつも楽しみに読ませてもらってます。
このUCIシールについてですが。(あくまで耳に挟んだ程度ですけど)
UCIシールの生い立ち。
もともとはこのシールは存在せず、車検時にバイクをチェックしてたそうです。ある時、まだダウンチューブ3:1ルールがあったときに、Cerveloがそれを無視したフレームを作り、UCIが車検を通してしまいました。それを他のチームが文句を言ったら、UCIはこのUCIシールがあるから大丈夫と言って、以降ほぼ全車にシールが必要となりました。個人で参加する選手の中には、フレームビルダーに作ってもらった人がいるなど、シールがない場合もあり(市販車にもないことがある)、レースの車検で揉め事になることがあるそうです(ルール的にはフレームの寸法があってれば出れるはず)。
そのあたり確認して記事にしてもらえると面白いです。よろしくお願いします。
P.S
ストラバドイツ語ですけど、ドイツ語も話せるんですか!?
日々のお引き立て感謝!
なるほどそんなシールの歴史があったのブヒね。それにしてもCervelo・・・昔からエアロ形状に注視してたCerveloらしいと感じられるブヒね。
ブタはレースやイベント参加には興味ないので知らなかったブヒが、いまでもレースでの車検でそういったもめごとがあるのブヒね。たしかに最近はフレームビルダーにオーダーするのが流行ってるので、ややこしいことありそうブヒね。
ドイツ語などはGoogle翻訳を使ってるブヒ。日本で英語を学びはじめる「中学一年生の一学期ぐらいの英語レベル」程度ならばなんとか・・という程度でしかないブヒ。「I have a pen」のレベルブヒ。