ツアー・ダウン・アンダーも危ない
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先日、ミラノ~サンレモの開催が危うくなっているとの記事を書いた。覚えてるかな?
一方、もう今月の21日からオーストラリアで毎年恒例と化したワールドツアーレース、ツアー・ダウン・アンダー(以下TDU)が始まる。みんなも知ってる通り、このレースがロードレースシーズンの開幕を告げるレースとして定番となっている。もちろん活躍するのは地元オーストラリアチームやオーストラリア人選手たち。6日間のステージレース。26日のWillunga Hillの山頂フィニッシュにて最高潮となる。
そんなTDUにちょっとした不安が発生している。それは、これまたオーストラリア恒例の大規模な山火事。今年はかなりひどい。そして依然として燃え続けている。
TDUそのものは南オーストラリアのアデレードで行われるんやけど、実はその隣の州が今山火事の真っ最中で大きく被害を受けている。アデレードにひどい被害があるわけではないんやけど、それでも悪影響が全くゼロというわけではない。
アデレードでも80以上の家が焼かれたり、ワイン畑がダメになったりしてワイン産業にダメージを与えている。そこで、主催者側は山火事の状況を注視しているもよう。可能性はあまり高くはないやろうけど、ひょっとしたら一部区間が変更になったりするかもしれない。風向き次第か。とにかく高い気温と乾燥がすさまじく、そこに強風が加われば山火事の拡大もあり得るという状況なもよう。
ミラノ~サンレモ同様にこちらも天災が原因。さて、どうなるか。地球の気候変動はロードレースにも大きな影響を与えているのは確か。今年のロードレースは大丈夫なのか。
情報源:Tour Down Under continues to monitor Australian bushfire crisis as race start approaches