チームイスラエルがF1チーム ROKiT WILLIAMS RACINGと提携
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今シーズンから、プロコンチネンタルチームであったIsrael Cycling Academyがワールドツアーチームへと昇格し、ISRAEL START-UP NATION(以下チームISN)として活動している。元ワールドツアーチームのKatusha-Alpecinを呑み込み、そのライセンスをそのまま流用した感じ。
そんなチームISNが、イスラエル第2の首都テル・アビブで、F1チームである
ROKiT WILLIAMS RACINGとの提携を発表した。
Breaking News: Team Israel Start-Up Nation will Collaborate with F1 team @WilliamsRacing. ISN co owner Sylvan Adams confirmed this in Tel Aviv where Israeli @RoyNissany was presented as the @F1 team Test driver. ISN logo will be featured on the Williams car. Full story soon. pic.twitter.com/FhBE4QEguu
— Israel Start-Up Nation / Israel Cycling Academy (@YallaIsraelSUN) January 15, 2020
F1チームを運営するWILLIAMS(WILLIAMS F1)といえば、ワシの記憶に残るはやはり1980年代後半の暴れん坊ナイジェル・マンセル時代から、その黄金期である1990年代のウイリアムズ・ルノー時代。アラン・プロスト、アイルトン・セナ、デイモン・ヒル、ジャック・ヴィルヌーヴ・・・
そもそもF1のROKiT WILLIAMS RACINGとチームISNに一体何の関係が?と思うかもしれへん。F1ファンは知ってると思うけど、実はF1の同チームにイスラエル人Roy Nissanyがドライバーとして採用されたんよ。で、チームISNもイスラエル。そんなつながり。
Turning his first laps of the test, @RoyNissany heads out in the FW42 for the rest of the afternoon ☀️ pic.twitter.com/i00JE6P3ZH
— ROKiT WILLIAMS RACING (@WilliamsRacing) December 3, 2019
F1チームとの提携という点では、現在のワールドツアーチームとしては3チーム目となる。1つはバーレーン・マクラーレン。名前の通りマクラーレンと提携。もう1つはチームIneos。こっちはメルセデスと提携。そして今回のチームISNというわけ。
なおROKiT WILLIAMS RACINGは英国のチームであり、エンジンはメルセデスである。チームIneosが提携したF1チームのメルセデスもチームの本拠地はIneosと同じく英国で、当然エンジンはメルセデス。英国強いわ。日本のメーカーももっと頑張って、どうぞ。
ついでにいうと、F1はロードレースと違って全チーム同じタイヤメーカーのタイヤを使うルール。去年までと同じく今年も全チームがPirelliのタイヤを使う。
で、結局のチームISNはF1チームのROKiT WILLIAMS RACINGと提携して具体的に今後何をするのかというと、よくわかんない。でもま、一般論としては製品開発やマーケティング・広告でなんかいろいろコラボするんやろね。
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