チームNTTがルイ・コスタに激怒!2020サウジツアー第2ステージ。
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現在開催中の中東レースがサウジツアー(Saudi Tour)。初日の第1ステージではチームUAEの元世界王者ルイ・コスタ( Rui Costa。以下ルイコ )が見事勝利。リーダージャージを獲得。
世界王者になって以降ほとんどいいところがないルイコやけど、今年は幸先よくスタートを切ったと言える。今年はかつての輝きを取り戻せるシーズンとなるか?
さてそんなルイコやけど、昨日の第2ステージでのある行為が、チームNTTのロマン・クロイツィガー(Roman Kreuziger)と、エンリコ・ガスパロット(Enrico Gasparotto)から激しく非難されている。そしてチームNTTは今回のルイコの行為について審議をUCIに要請した。
一体ルイコは何をしでかしたのか?この動画をみてもらいたい。
I think using hands is not correct,even having leader jersey! Hope @UCI_cycling will see this video!😡 pic.twitter.com/R1Y4OhoRQs
— Roman Kreuziger (@Roman86_K) February 5, 2020
どうだろう?わかるかな?パっと見たところ、青いジャージのチームNTTの選手 レイナルト・ヤンセ・ファン・レンスブルフ (Reinardt Janse Van Rensburg)が、緑のリーダージャージを着るルイコの右手で押されてバランスを崩し、転倒したように見える。これをとらえて、クロイツィガーとガスパロットは怒ってるわけやね。「お前が押したせいでみんな落車したやんけ!」と。
しかし、改めてじっくり見てみると、ルイコはただ右手で顔をぬぐおうとしてただけのように見える。さらに、そもそもレイナルトが、ルイコの方向へ押し出されていたように見える。すなわち、ルイコとしては右手で顔をぬぐってるときにレイナルトが自分を押してきたので、バランスをとるため反射的に右手を動かしただけとも思える。
なおレース後はレイナルト本人が個人的にチームUAEのバスを訪ねて、今回の件についてどういう状況だったかを説明したもよう。そこでレイナルト本人は「チームメイトがワシに接触して、それによってワシがルイコにぶつかってしまったんや。ルイコは別に悪くない」との趣旨の説明をしたもよう。