【石畳30個】2020パリ~ルーベのコースと参加チーム
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118回目となる今年のパリ~ルーベのコースの全貌が公式から発表された。
パリ~ルーベ公式サイト(英語):2020年ルート
(1) ほぼ去年までと同じコース
118回目となる今年は、4月12日の日曜日に開催される。259㎞という長距離に今年は55㎞分の石畳が用意される。去年と比較すると500m分だけけ石畳が長くなり、石畳セクターの数も1つ増えて30へ。これは、2016年ぶりの登場となるHameau du Buatのせい。なお同区間が最初に登場したのは2005年。
😈 #ParisRoubaix 2020 😈
— Paris-Roubaix (@Paris_Roubaix) February 10, 2020
📏: 259 km
3⃣0⃣ cobbled sections / secteurs pavés.
5⃣5⃣ kilometres of cobbles / kilomètres pavés.
🤩 D-62
🇬🇧 More info about the 2020 route: https://t.co/7oud8JqBPh
🇫🇷 Le parcours en détails : https://t.co/h7YlGGGci6 pic.twitter.com/Jqoz2l4cWq
ただ石畳セクター全30のうち、24つのセクターはレースの趨勢を左右するようなインパクトはほとんどもたない。あるとすればパンクやメカトラでの遅れ、あるいは落車に巻き込まれるなどによって重大な遅れをしてしまうような場合か。
何年かまえのパリ~ルーベで、ファビアン・カンチェラーラとピーター・サガンの2人が後方に取り残されて、それを見たクイックステップがガチ引きして一気に勝負を決めてしまった年のように。
やはりパリ~ルーベで決定的に重要なのは今も昔も3つの石畳セクター。つまり、アーレンベルグ(Arenberg),モンサン・ペヴェル(Mons-en-Pevele)、カルフール・ダルブル。
この中でアーレンベルグはゴールまで残り90㎞ある地点で登場。よって、ちょっとしたトラブルならば十分復帰は可能。ただ、チームカーがすぐには入ってこれないため、チームメイトがいなければ何分も待つハメになる。 もちろん落車をすればかなりのダメージとなるため、距離的には危険度が少ないとはいえ、一度のトラブルが全てを無に変えてしまうという危険性は大。
残り2つのモンサン・ペヴェルは残り50㎞地点、そしてカルフール・ダルブルは残り20㎞地点での登場となる。まずモンサン・ペヴェルで攻撃して、ライバルを減らす。そして最後にカルフルール・ダルブルで全力アタックでライバルたちを振り落とすという展開が定番。上手くいくことはなかなかないけど。
(2) 参加チーム
以前も書いたが、ついでに今回も参加チームをまとめておく。
😈 Sélection des équipes de #ParisRoubaix😈
— Paris-Roubaix (@Paris_Roubaix) January 20, 2020
➡ Les 19 UCI WorldTeams🌏
➡🇫🇷 @TDE_ProCycling et 🇧🇪 @CircusWGT, premières UCI ProTeams en 2019.
➡ 🇧🇪 Alpecin-Fenix, 🇫🇷 @BBHotels_VC, 🇫🇷@NIPPO_Delko_OP_, 🇫🇷 @Arkea_Samsic, invitées par les organisateurs.
😈 Bienvenue en enfer ! pic.twitter.com/CMUFTa20BP
まず19チームのワールドツアーチームが全て参加する。当たり前。そしてワイルドカード枠による招待チームは次のようになる。
- Total-Direct Energie
- Circus-Wanty Gobert
- Alpecin-Fenix Arkea-Samsic
- B&B Hotels-Vital Concept
- Nippo Delko Provence
注目はもちろん、MVDPことマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)。その彼が率いるのがAlpecin-Fenix。そしてベテランとして出場することが期待される別府史之がいるNippo Delko。
可能ならば、マチューvs別府という展開も見てみたいもの。マチューが先頭に出て、それをチェックする別府という構図。あるいは別府が飛び出し、そこにマチューが飛び乗って二人で逃げるという激熱な展開も?