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去年はほぼ1年間まるまる不本意なままシーズンを終えることになったコロンビアが誇るトップスプリンター、フェルナンド・ガビリア(Fernando Gaviria)。だが、今年はシーズインの初戦でステージ3勝をあげて好調っぷりをアピール。今年は昨年のリベンジとなるか期待がかかる。
そんなガビリアが見据える野望と今年のレースケジュールは?
情報源:Fernando Gaviria eyes Milano-Sanremo, Paris-Roubaix, and the Tour de France
去年ガビリアが不調だったのは2つの要因がある。
まず1つは、チームUAEに移籍した初年だったこと。新チームへの移籍はどうしてもチームの作戦やその環境になじむのに時間がかかる。この点昔と違い最近はロードレースシーズンが長期化しているうえに、ロードレースのグローバル化に伴いシーズン中も毎日どっかに移動しているため、じっくりと腰を落ち着けて1つのことを話し合い、解決に向けてみんなで時間を取るのがなかなか難しいという実情がある。
次に2つ目の要因としては、やはり膝の負傷。これのおかげで、本人曰く「一年間で一度もベストといえる状態がなかった」とのこと。
今年は好調なスタートを切ることに成功したガビリア。なぜスタートに成功したのかといえば、上記2つの不調の原因を克服したこと。
すなわち移籍して一年がたちチームに馴染んだこと、そして、膝の故障が治ったこと。特に前者の点については盟友ともいうべき、リードアウトマンであるマキシミリアーノ・リケーゼ(Maximiliano Richeze)がチームUAEに加入したことが大きい。
そんなガビリアの今後の目標となるレースは、まずは春のクラシックキャンペーンとして、3月21日のミラノ~サンレモ(Milano-Sanremo)、続いて3月28日のヘント(Gent-Wevelgem)、そして4月5日のフランドルことロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)、最後に4月11日のパリ~ルーベ(Paris Roubaix)。次に、なんといってもグランツールとしてツール・ド・フランスがターゲットとなる。
特に、パリ~ルーベはいつか勝ちたいと夢見るレースの1つ。もう1つはUCI世界選手権。
情報源記事では東京五輪については触れていないが、出場するとすればトラック競技となるため、ツール・ド・フランスに出場してもスケジュール的には多少余裕があると思われる。というのも、五輪のロードレースは開会式翌日からスタートだが、トラック競技は開会式から約10日後からスタートだから。
調子を取り戻したフェルナンド・ガビリアが、今年のロードレースを面白くさせるはず。