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UCIが全レースの中止を決定
UCIが、その国際カレンダーにあるUCI管轄の全分野の全レースを、3月15日から完全に中止(中断)する。 ロードレースに限らずBMX、MTB、トラック競技なども対象である。厳密にいえば中止を要請ということやけど、まぁUCIの意向に反してレースしてもしもの責任問題になったアレやから、みんなUCIの言うこと聞くやろね。
UCIによる公式声明「The UCI takes strong measures faced with the development of the coronavirus」を読んでほしい。
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この声明の要点は3つ。すなわち、
である。以下1つずつ簡略的に説明する。
これは アスリートの健康第一という考えであり、UCIにとって最重要任務である。 今回の施策において最も重要視される根幹である。この観点から全てを考えなければならない。
次にUCIの国際年間カレンダー上の全種類のイベントが中止(中断)となる。その期間はとりあえず3月15日から少なくとも4月3日。確定的な日程は後日追って発表される。
もちろん各種競技のUCIポイントはこの期間は凍結される。
最後に東京五輪&パラ五輪に向けての代表選考手続きだが、現在進行系だったマウンテンバイク、BMX(レーシングとフリースタイル)、そしてパラロードレースについて、3月3日時点に遡ってその手続をいったん凍結。つまり、3月4日から今日(日本時間3月16日)までの間の競技成績はすべてなかったことになる。
これはIOCなどと協議した上で決定されたことであり、選手間の公平性を考えての決定となった。
以上が、今回のUCIの決定内容の要点となる。かなり思い切ったというか、強い施策という印象がある。強硬策?
今回のこの決定の背景には、マスメディアで既報のとおりWHOが新コロナはパンデミックであると述べたことがあるとワシは思う。もうその時点で、強い方策を打ち出さざるを得ない状況になったのではないかと思う。もちろんある程度の準備・想定はしてたやろうけど。
なお、上述のように中止期間はとりあえず現在のところは4月3日までとなる。フランドル(ロンド・ファン・フランデレン)は4月5日の開催、そしてパリ~ルーベは4月12日の開催なので現時点ではセーフ。だが今後どうなるかはわからない。