マチュー「4年間の計画がパーや」。東京五輪延期決定の感想。
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ついに東京五輪延期が正式に発表された。そして2年連続の現シクロクロス世界王者にしてロードレース界の新しいスター、マチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)は、MTBで五輪出場予定だった。
そんなマチューの現在の心境は?
情報源:Van der Poel on Olympics: ‘Four years of planning is lost’
“Global health comes first. On the other hand, I am left with a bad feeling. Four years ago we drew up a plan for the Tokyo Games. And that plan now falls into the water.”
訳「世界中の人々の健康が最優先やけど、ワシとしては残念な気分が残る。4年前に描いたプランが水泡に帰したわけ」
“It is not easy mentally if you have been working on this for four years,”
訳「普通は4年間何かに取り組むってのは精神的になかなかしんどいで」
“But that is the case for everyone who has worked towards a goal in this difficult period in the long term.”
訳「でも、4年間の努力が無駄になったという今回のケースは、他の選手も同じなわけ。みんな4年という長期間、ゴールに向けて厳しいトレーニングを積んできたわけやから」
. “I cannot make a real plan. As for the Olympic Games in 2021? It is difficult to look ahead. First of all, we have to wait and see when they will let the Games continue.”
訳「今はまだ今後どうするかは決められへん。2021年まで延期やろ?先ことはまだ考えられへんわ。とにかくまずは、延期の日程がいつになるのかをその続報待ちという感じや」
マチューとしては、来年に延期されるとしてもできれば今年と同じ日程になることを望んでいる。というのも、冬のシクロクロスシーズン、来年の春のクラシック戦線、グランツール、そして五輪という一連の流れで今年の今の時点まで来たわけで、来年もそれと同じ流れでで行きたいわけ。
そのほうが、今年と同じトレーニング方法・調整方法だったりがやりやすいから、五輪への準備がやりやすいわけやね。もし五輪の日程が前後してしまうと、ヘタしたらシクロクロスの日程をも変更せざるを得なくなってくる。
MTBレースの日程も変更しなければならなくなる。
よってマチューは延期でも、今年と同じうな日程にしてほしいと思っているわけやね。
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スケジュールが過密すぎてロードの世界選みたいにならなければいいけど
ほんと、まだまだ若いとはいえそれが心配ブヒね。
若いからこそ無理できちゃうので、知らないうちに疲労が溜まるってのはありがち。
途中で大きく体調くずすとスランプにもなる可能性あるブヒね。