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グレッグ・ファン・アーベルマート(Greg Van Avermaet)率いるワールドツアーチームがCCC Team。第1スポンサーはポーランドのシューズ会社のCCC。同社の創業者Dariusz Miłekは、ポーランドで4番目の金持ちらしい。
ところがCCC社は新コロ助の影響で財政的に厳しい局面に立っているもよう。そこで、検討しているのがプロチームのCCC Teamのスポンサーから撤退する時期を1年早めるか、それともチームに供給する資金を減らすことを考えているもよう。
情報源:CCC looking to ‘reduce or withdraw’ sponsorship of team one year early
創業者Dariusz Miłekはこう語る。
“It would be immoral to reduce our number of employees while maintaining sponsorship of cycling teams.
訳「新コロ助のせいで多くの従業員を解雇しておいて、自転車チームのスポンサーは続けるってのはおかしいと思うんよ」
“We have a contract that obliges us [to sponsor the team] for this year and for the next, but the company must and wants to withdraw from it at a low cost because the cyclists simply aren’t providing promotional services. We don’t have 265 racing days at Eurosport, the Giro d’Italia’s been cancelled, the Tour de France is also looking uncertain. So it makes no sense to invest in this sponsorship since we have no benefit from it,”
訳「今年と来年についてはスポンサー契約上の義務が残ってるけど、会社としてはスポンサーをやめなければならないと思うし、やめたいと思う。だって、レースが無いんやから、スポンサーの宣伝にならへんもん。ユーロスポーツで放送されるはずだった265日に渡る各種レースがなくなるわ、ジロも延期だわ、ツールもどうなるかわからへん。それやのにスポンサー続けるのは意味ないやん。なんも会社にメリットあらへん」
今年と来年度の契約は残ってるけど、会社としては来年度の契約はナシにしたいと思ってるのか。単純に来年度分の契約を解除して完全に撤退するか、あるいは、第1スポンサーではなく、どっかの企業と共同でスポンサーとなるか、またはより下位(出資額が少なくてすむ)スポンサーに引き下がる、という方法も考えられる。
チームのエースであるアーベルマートも次のように言う。
“Our sponsors are affected by this crisis,”
訳「うちのスポンサー様も新コロ助のせいで苦しんどる」
“I’m currently not doing 100 per cent of my job because I can’t race. We are open to a salary reduction. We must be loyal to our sponsors and support them. Most importantly, so they can continue and have no problems with their sponsorships in the future.”
訳「今のところワシも完全に仕事ができてるとは言えへん。レースがそもそもないわけやし。せやから給料の減額も受け入れようと思ってるんや。スポンサー様のために行動し、支援せなアカン。最も重要なのは、スポンサー様がスポンサーを続けてくれることで、将来的にもチーム存続になんの問題も起きないようすることや」
いよいよ新コロ助の影響で最も懸念される話が出てきてしまった・・・・・・今回のようなワールドツアーチームのスポンサー問題が・・・・・
もしツールの中止が決まってしまえばさらなる負の連鎖が考えられる。そら、ASO&UCIとしても「せめてツールだけは・・・」と考えるのも無理はないで。