ツールは観客ありの方向で検討中。無観客での開催はない方針。

今年のツール・ド・フランスの開催の行方はいまだ怪しい。そして世間では、ツールを開催するとしても観客なしで開催するのではないかとの憶測・情報も飛び交っている。

しかし、ツールのレースディレクター（偉い人）のChristian Prudhommeは、観客なしでのツールを明確に否定した。

情報源：Prudhomme : “Pas de Tour de France à huis clos”

彼は情報源記事のインタビューで次のように述べる。

« le Tour de France n’aura pas lieu à huis clos »

訳「ツールは ”密室” では行なわない。観客ありでやるんや」

ただし、最も重要なのはフランスという国の健康状態であり、もしツールが行われない場合ならば、それはもうフランスが壊滅的な状態になっていることを意味するとも述べる。

また今のところ主催者側ASOも予定どおりの日程のまま開催を考えているが、状況次第ではやはり日程の変更も選択肢に入れているとのこと。どちらにしろ、やるなら「観客あり」。それが主催者側の意向ということがはっきりした。ただし現時点では。