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カヴェンディッシュが語る引退、最大のライバル、ロードレースの変化、最高の総合系選手など。ブラッドリー・ウイギンスとのやりとり。

カヴェンディッシュが今のロードレースについてブラッドリー・ウイギンスと話す

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今年はバーレーン・マクラーレンとなったマーク・カヴェンディッシュ(Mark Cavendish)が、Instagramを使って、かつてのSky時代のチームメイトだったブラッドリー・ウイギンス(Bradley Wiggins)によるインタビューに答えた。引退についてや、現時点での最高の総合系選手とは誰かという質問にも考えを述べた。。

情報源:‘I’m on a one-year contract’: Mark Cavendish feeling fortunate despite uncertain future

新コロとカヴェンディッシュの現状



まず新コロ助のせいで壊滅的なロードレースについて、そして自身の状況について次のように語る。

“I don’t think we’ll be racing it this year,”



訳「今年は今後のレースはないまま終わりそうやね。」

“If there’s anything that goes on it has to be the Worlds and the Tour de France.”.



訳「あったとしても世界選手権かツールだけやろね」

“I was stuck indoors, training on the indoor trainer for two years with Epstein-Barr virus. So I’m in a good position.



訳「ワシは去年まで2年間ずっとキスの病のせいで室内でトレーニングせざるを得なかったわけで、それに比べたら現状はずいぶんマシよ。」

キスの病と2年間闘ってきたカヴェンディシュにとっては、屋内トレーニングしかできないことはすでに経験ずみ。しかも今は完治してるから、健康な肉体・精神。そして1人だけレースから離れているのではなく、誰もが新コロ助という原因で同じ条件でレースが出来ていない環境。それゆえに、屋内トレーニングばかりという現状でも、キスの病の時に比べると、今のほうがかなりマシという気持ちなんやね。

なお、チームとの契約は1年契約であり、来年どうなるかは全く未定とのこと。

引退について

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What’s not to smile about? 😃😉 . (📸 @mattbenstone)

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“I don’t know, I have thought about it. I want to stay in the sport but I don’t know [I’ll do]. I’d like to be home a bit. Imagine how fat I’ll be when I stop.”



訳「引退がいつとかはまだわからへんね。考えたことはあるけどね。ロードレースに関わり続けたいとは思ってるけど、予定は未定。ちょっと家でのんびりしたいという気持ちもあるし。でも引退したらめっちゃ太りそう」

そして、出来る限りは長く現役を続けたいと述べる。

クイックステップ時代

カヴェンディッシュは、チームSkyの後2013~2015年までクイックステップに所属していた。ちょうどその3年間がカヴェンディッシュにとっての闇の時代。低迷期。最大の目標だったツールでも微妙な結果しか残せなかった。その時を回顧してこう述べる。

I also then had a wicked time at Quick-Step. In my career, there’s only one place I regret being at. It wasn’t too long ago Bradley, let’s just say that.”



訳「クイックステップの時もひどい時間過ごしたわ。移籍して後悔した唯一のチームやったね。そんな昔のことではないけどとりあえずそんな感じよ」

当時を覚えてるロードレースファンならば、「やっぱりな」という感想かな?

強さの秘密と最大のライバル



カヴェンディッシュは間違いなくロードレース史上に残るスプリンターであり、「実績も含めて総合的に考えれば」史上最強のスプリンターといっても過言ではないやろう。そんな強さの秘密をカヴェンディッシュはこう語る。

“I don’t have a high peak power, I never have. The highest peak power I ever had was in 2016 when we were doing all the track stuff, it was over 1600w then but it’s never been that high.



訳「プロトン最強のパワーを持ってるとかではないんよ。そんなときは一度もなかったわけ。ワシ個人の最大パワーは2016年やね。トラック競技に注力してたときや。1600Wを超えてたね。でもそれは決して選手の中で最大のワット数というわけじゃないんよ」

“But I can hold 1100w for 15 seconds and because I’m small I cut through the air. Greipel could hit 2000w but he peaks and drops.”



訳「でも、ワシは15秒間1100Wを出し続けられる。その理由はワシが小柄で空気抵抗が少ないから。アンドレ・グライペルは2000W以上出せるやろうけど、そのあとすぐに出力が下がっていくんや」

これはこれまでいろんな人が分析してる通りやね。今の時代ならLotto Soudalのカレブ・ユアンがこのタイプやね。

そして生涯最大のライバルは誰だったか?と聞かれて、

“Without a shadow of a doubt Marecl Kittel. He’s the only one I had to think about how to beat him. Kittel was just power, just raw power.”



訳「間違いなくマルセル・キッテルやね。唯一、こんなやつにどうやったら勝てんねんと思わざるを得なかった選手や。キッテルはマジでパワーの化け物。ただただパワーで押し切る化け物。」

今のロードレースとゴール前スプリント



今のロードレースにおけるゴール前スプリントが以前のレースとどのように変化しているのかという点については、

“It’s changed, it’s not even a sprint now is it. Do you remember the pace, you used to just build up the kilometres slowly then it goes to warp speed. Now, it’s just the same speed all day and it’s hard. It’s not as much of a race now it’s just the last man who can hang on wins.



訳「実際今と昔は違うね。今のロードレースのゴール前スプリントはスプリントですらないわ。覚えてるやろ、かつてのロードレースの展開とかペースを。ゴール前まではのんびり、ゴール直前だけ爆速。これが昔やった。ところが今は1日中おんなじ速度で、めっちゃハードや。もはやレースというか、ただもう誰が最後までそのペースについてこれるか?みたいになっとる」

現在最高の総合系選手は?

そして現時点で最高の総合系の選手は誰かと問われて、

“I think Geraint Thomas is still the best, even with Froome coming back from injury. But I do think Froomey will come back and win another Tour. I think G could carry on as long as he wants to carry on at his level.”



訳「ゲラント・トーマス(G)やと思うわ。たとでクリス・フルームが怪我から回復し復帰してもね。でも、フルームも再びツールで勝てるとは思うけどね。それでもGがこのまま総合系選手としての強さを維持しようする限りはGやと思うね」

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