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メイドインフランスを掲げる、フランスのカーボンホイールブランドがコリマ(Corima)。以前からロードレース界ではプロご用達のハイエンドカーボンホイールブランドとして君臨してきた。
しかし、最近は純粋なロードバイクよりもグラベルロードバイクが市場を賑わせている。有名カーボンホイールブランドもこぞってグラベルロード用ホイールを相次ぎ投入している。
そんな中、Cormaが満を持して新カーボンホイールG30.5を投入し、グラベルロード市場へ参戦する。
目次
まずは製品PVをご覧くださいブヒ。
Corima公式(海外):G30.5紹介ページ
同公式パンフレット(PDF直リン)
このG30.5はチューブレスレディ仕様となっている。Corima独自の呼び方ではTSS(tubeless straight side)となっている。
そして上の画像をみてほしい。そう、フックレス設計である。リムの内幅は22mm、外幅は28mmを採用している。
このサイズ感は、トレンドを作り出しているアメリカ企業が採用するサイズ感よりもやや細めか。ただ、フランス(ヨーロッパ)企業がつくるグラベルロード用ホイールとしてはありがちなサイズ感といえるか。
またG30.5は、ETRTO規格(ヨーロッパにおけるリムの標準規格みたいなもの)に準拠している。しかし、既存の同規格なのか、今後改訂されると噂のある新バージョンの同規格のどちらに準拠しているのかは不明。
ハブメーカーとして有名なDT Swissは先日、2019年に発表したEXPシリーズのハブをアップデートし新型の240 EXPハブを発表した。
そして今回のG30.5にはその最新型のDT Swiss 240 EXPが採用される。
またスポークはSapim CX-Rayで、24本。
もはや当然のことだが、ディスクブレーキ専用で、重量はフロントが725g、リアが825g。合計で1,550gとなっている。もちろんリムはメイドインフランス。
使えるタイヤはチューブレスレディに対応したもので、タイヤ幅23c~30Cまで。Corimaが推奨するタイヤは以下のものである。
附属品としては、
といったものが標準でついてくる。
価格や販売時期の詳細はまだ不明だが、価格については米国市場では2000ドル(約21万3000円)との予想。