フルーム移籍か
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クリス・フルーム(Chris Froome)は去年のクリテリウム・ドゥ・ドーフィネの大怪我から回復し、レース復帰を目指してたいたものの、このコロナ禍で相次ぐレース消滅・延期により、復帰スケジュールがめちゃくちゃになっている。
そんなフルームだが、情報源記事によるとシーズン途中での移籍を考えているとの憶測があるもよう。
情報源:Chris Froome in discussions over a mid-season transfer
チームの3大エースのうちフルームのチームとの契約は2020年まで。つまり今年いっぱいである。一方、チームメイトでありツール優勝者でも残りの2大エース、エガン・ベルナル(Egan Bernal)は2023年まで、ゲラント・トーマス(Geraint Thomas)は2021年までとなっている。
この契約の期間にあわせて、ぶっちゃけベルナルとGだけでもツールの総合優勝は狙うことが可能だと思えること、そしてコロナ禍のもとで業界一の金満チームですら緊縮財政を敷くというのであれば、フルーム放出というのもありえなくはない。
今回の報道にあわせて、Twitter上では「Israel Start-Up Nationがフルームと契約しようとしている」との投稿もあったもよう。ただ、チーム側はフェイクニュースとすぐに断定している。
なお今回のこの報道について、チームイネオスはコメントを拒否。選手の契約については何も言わないとの立場。チームとしては「何言うとんねん。アホくさ」という感じだろうか。
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