トレック(ボントレガー)がWaveCel技術搭載の製品をStarvosなどへ拡大。
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Trekのパーツブランドのボントレガー(Bontrager)が開発したヘルメットの安全性能を高める新技術がWaveCelというもの。MIPS社のMIPS技術よりも、衝撃から脳を守る性能が高いと主張。ただしMIPS社はそれに疑問を呈していた。(過去記事:【WaveCel】MIPSがTrekの新ヘルメットの安全性に懐疑的。再現性なしと主張)
そのWaveCelは、これまでボントレガーのハイエンドモデル中心に搭載されてきた。しかし、これからより安価な製品にも搭載されることになった。
このブランド公式InstagramではWaveCelを搭載し刷新されたStarvosが紹介されている。同ヘルメットは1万2000円という価格帯(ミドルレンジ?普及価格帯?)であったため、これまでWaveCelは搭載されてこなかった。そういった価格帯のものにはMIPSが採用されていた。
しかし、子供用・大人用に限らず、またMTB用かロード用かなどに関わらず同技術が搭載されることになった。
安全技術の安全性を計測する基準てのは確立された業界標準がなく、メーカーによって様々。自分とこの技術のアピールになりやすい実験を行い、その数値を発表したりする。何かの性能があがれば、逆に別の性能が下がったりというのもよくあるわけだが、下がった性能については黙っていたり。
なので個人的にはMIPSだろうがWaveCelだろうがどっちでもええと思うから、まぁどっちかが搭載されてたらそれでええと思うけどね。あとはもう信仰心みたいなもんやね。
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