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どうすれば楽に速く走れるのか?誰しもロードバイクのポジションや乗車姿勢に悩む。それがどんなベテランであっても初心者と同じように人生をかけて悩み続けるもの。ロードバイクの永遠のテーマかもしれない。
今回はいつものようなニュースネタというわけじゃなくて、日本人プロによるフィッティングを受けたある日本人女性の動画のご紹介。
フィッティングを担当するその日本人プロは2名、辻善光&吉田隼人。日本のロードレースファンならばおなじみの有名選手である。なお、辻善光選手のほうはブタの近所(?)にある自転車屋の店長の息子さんである。
さて、そんなガチのプロ選手によるフィッティングを受けたのは、「ななな」という女性。なんかYoutubeにチャンネルあるから自転車系ユーチューバー?
なおこれら2名の選手とその女性ユーチューバーとブタは別に知り合いでもなんでもなく、からみも一切ないので、「ブタって知ってる?」と尋ねても無駄である。
今回の動画では、女性のバイクのセッティングにかなりの変化が加えられる。箇条書きでいくつか書くと、
・ハンドルのスペーサーがほとんど取り払われ、ハンドル位置が一気に3㎝~2.5cmほど下がる
・STIの位置が上に上げられる
・サドルも数㎝下へ
・クリート位置はかかと寄りへ
などなど。
これら以外のポイントとして、ブタが「へぇ~。これがプロのポジション理論なのか」と関心を抱いたのが次の2点。
・STI周辺のバーテープの巻き方へのこだわり。可能な限りSTIとハンドルがスムーズにつながるよう巻きなおす
・ロードバイクの基本姿勢は肘をしっかりと伸ばし(完全にガチガチに伸ばすということではない)、腕を曲げないこと
・ハンドルの握り方(手のひらのどの部分を使うのか?)
この3点は目から鱗だった。「はぇ~なるほどなぁ」と。
ロードバイクの基本乗車姿勢(平地での基本姿勢)はよく肘を少し曲げるというのがよく言われるが、プロ視点ではそれは違うもよう。曲げるときはエアロポジションをとるときや、登りを走るときで、それ以外の平地では腕をまっすぐ伸ばし、若干脇を締める感じで乗るのが基本とのこと。
そのようにすると、肘の内側が前を向き、頭部を支えやすくなり、バイクの前方を見続けることが楽になる。はぇ~すっごい。
たしかに欧米のプロは平地を普通に走るときは腕をまっすぐ伸ばしてることが多いように見えるわ。
平地を流すときは腕を伸ばしておいて、場面に応じて・必要に応じて肘を曲げてポジションを変化させ、体の使い方を変える。そうすることでより楽に速く走れるとのこと。
これらの点以外にも、足首を意図的または無意識に動かすアンクリングについてや、ふくらはぎや膝裏の負担の軽減についても述べられているので、それらに悩む人は一見の価値があると思うブヒ。