Lotto Soudalがツールの選手を発表。最大の注目選手はクライマー??
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ベルギーのワールドツアーチームLotto Soualが、今年のツール・ド・フランスの出場メンバーを発表した。(情報源:Lotto-Soudal maakt 5 Belgen gelukkig met Tour-ticket, Cras is verrassende debutant)
次のようになる。
- カレブ・ユアン(Caleb Ewan)
- フィリップ・ジルベール(Philippe Gilbert)
- ジョン・デゲンコルプ(John Degenkolb)
- トーマス・デ・ヘント(Thomas De Gendt)
- ティム・ウェレンス(Tim Wellens)
- ヤスパー・デ・ビュイスト(Jasper De Buyst)
- シュテフ・クラス(Steff Cras)
- ローガー・クルーゲ( Roger Kluge)
以上、8名。
チームとして狙うは3つの勝利となるだろうか。すなわち、カレブ・ユアンによるスプリント勝利、次にユアンが不得意なコースでのジルベールやデゲンコルプによる勝利、そして、デ・ヘントによる大逃げ勝利の3つ。
ユアンのトレイン要員としてはクルーゲとデ・ビュイストか。ただ、最終日のシャンゼリゼスプリント以外は、チーム全員でトレインを組むという感じにはならないだろうか。途中まではチームトレインで進むだろうが、残り数キロからは、ユアン、クルーゲ、そしてデ・ビュイストの精鋭3名で果敢に混沌へ突っ込むという感じになるだろうか。
ただ、このメンバーの中には1人、そのチームの戦略には合わない選手がいる。純粋なクライマーがいる。それが、以前Katusha-Alpecinに所属し、現在はLotto Soudalとなった24歳の若手ベルギー人シュテフ・クラス(Steff Cras)。
ひょっとしたら山岳ステージでの逃げ切り優勝を狙う(狙わせる)のだろうか。
ベルギーチームだけに、ベルギー期待の若きクライマーをツールにデビューさせるという意味もあるだろうし、今後の育成のため(将来的なグランツールでのエース?)という考えもあるかもしれない。
というわけで、山岳ステージでどのような走りをちょっと注目やね。ひょっとしたら同世代の天才クライマー、Trek-Segafredoのジュリオ・チッコーネや、それこそチームIneosのイヴァン・ソーサやエガン・ベルナルに匹敵するクライマーになるかもしれない。