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2010年のフランドルことロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)の聖地カペルミュールでファビアン・カンチェラーラが見せた歴史的な破壊力&独走力によって、カンチェラーラのバイクには隠しモーターが入ってたのではないかとの疑惑が一部で熱い議論となった。
その後もその噂はくすぶり続けていたが、2016年のシクロクロス世界選手権で女性選手のFemke Van den Driesscheが、隠しモーターを使っていたことが発覚。彼女は6年間のレース出場禁止と1万4000ポンド(約185万円)の罰金となった。
そのころから、ワールドツアーレベルのプロトン内部でもモータードーピングをしている選手がいて、それを開発・販売する国際的な組織とつながっているとの嫌疑(内部通報?タレコミ?)もあり、フランス警察が2年間ずっと捜査をしていた。
しかし、フランス紙L’Equipeの報道によると今回フランス当局はその捜査の終了を発表したもよう。
理由は証拠不十分。2年間の捜査でまともな証拠が何も見つからなかったから。
また同時にUCIは、プロトンのバイクに対して隠しモーターを見つけるための特別なカメラと技術などを提供していたフランスのAtomic Energy Commission (CEA)との提携も解消。
これをもってひとまずプロトン内部のモータードーピングどうこうの問題は終了することになった。
ただ、また何年かしたらこの手の話は出てくる気がする。いや出てくる(確信)