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昨日、カンパニョーロの人気ホイール、シャマル(SHAMAL)シリーズのカーボンディスクブレーキホイール化(SHAMAL CARBON DISC BRAKE)の発表を書いた。
→過去記事:カンパニョーロのシャマルがカーボンホイール化、SHAMAL CARBON DISC BRAKE登場。今後のカンパを占うホイールとなるか。
そしてワシは、その記事中でその新ホイールについてカンパニョーロの今後・未来を占うホイールとなるであろうと書いた。
そこではカンパのホイールのラインナップの未来について好き放題書いたわけだが、今日はもう1つの未来について書く。そう、13速化である。ひょっとしたらそろそろ13速対応のスプロケットなどが登場するかもしれない。
理由は、SHAMAL CARBON DISC BRAKEに装備される新型フリーハブのN3Wである。
まず次の画像を見てほしい。カンパニョーロから発表されたばかりのカーボンホイールとなったSHAMAL CARBON DISC BRAKEのフリーハブである。
画像←側のものがこれまでの12速対応のカンパのフリーハブボディである。そして、中央のものが今回の新型フリーハブボデイN3Wである。そして、→側のものが、新N3W用のアダプターを装着したものである。
さて、中央のN3W画像をよく見てほしい。そしてその下に書かれている文字を。そこにはこう書かれている。
A new standard preparing us for the future
訳「今後に向けた新しい規格」
と書かれている。つまり、これからカンパのホイールのフリーボディはこのN3Wの規格が採用されるということである。
さらによーく見ると、N3Wはが少し小さいように見えないだろうか?そう、実際に幅が4.4mm小さくなっている。また直径も若干小さく見える。
そのぶん、既存の10~12速に対応するためにアダプターが必要となったのである。そうしないとサイズが合わなくなる。
一方、このコンパクトなサイズといえば、シマノとSRAMのサイズ感である。シマノならば マイクロスプライン(MTB系フリーハブのMicro Spline)、SRAMならXD/XDR(RED eTAP AXS)のフリーハブボディである。
シマノとSRAMは多段化によりどんどん小さくなるコグ(10Tとか9T)を実装するために、カンパよりもフリーハブボディそのものを小さくしている。多段化のために。
そして今回、カンパニョーロはこれまでよりも小型化した新フリーハブボディN3Wを発表し、それを上述のように「今後の標準規格」であると宣言した。
つまり、これはカンパニョーロがこれまでよりも小さなコグを搭載するため、つまり13速化を見据えての伏線であることを示唆しているのではないか?
さて、こうなると気になるのが13速化とそれに対応した製品群の発表時期である。ベストなタイミングを考えると、なんといってものツール・ド・フランスであろう。
ただ選手がいきなりぶっつけ本番で13速を使うとかはあり得ない。必ず一部の選手がプロトタイプで試走などをするはず。そういった観点では特にワールドツアーチームの2チーム、Lotto-SoudalとUAE Team Emiratesに注目しなければならない。なぜなら、両チームとも、コンポもホイールもカンパニョーロだからである。
→2020年版ワールドツアーチームのバイク、コンポ、ホイールなど機材まとめリスト
ただイタリアは新コロ助でえらいことになっているので、いろいろゴタゴタしてそうではある。
ツール・ド・フランスには間に合わないかもしれない。その場合であっても、考えなければならないのが、ライバルであるシマノの新デュラエース発表との関係である。
このへんは広報戦略であるが、新デュラエース発表にぶつけるのか、あえて避けるのか、どちらだろう。まぁもちろん、今年中に発表されない可能性もあるわけだが。
なお、カンパが11速化を発表したのが2009年、そして12速化発表が2018年である。ならば13速は・・・
ま、ブタの勝手な予想だから当たるも八卦当たらぬも八卦。
[…] カンパニョーロが13速化か。シャマルカーボンDBのフリーハブが伏線 […]
[…] カンパニョーロが13速化か。シャマルカーボンDBのフリーハブが伏線 […]