ヤコブセンのレース復帰は可能なのか？

ツール・ド・ポローニュ（Tour de Pologne)の第1ステージ。Deceuninck-QuickStepのファビオ・ヤコブセン（Fabio Jakobsen)は、そのゴール前スプリントでJumbo-Vismaのディラン・フルーネヴェーヘン（Dylan Groenewegen）の斜行によって落車し、フェンスをつきやぶり大怪我を負い、意識不明となった。

病院に運ばれ人口的に昏睡状態とし容態の安静が図られて、その後に手術。無事に成功し、今は医師たちとのコミュニケーションが取れるにようになっている。

そんなヤコブセンだが、Deceuninck-QuickStepの医師は今後について、特に選手としての復帰について肯定的な見解を示している。その医師はベルギーメディアSporzaで次のように語っている。簡単に箇条書きでまとめておく。

情報源：Ploegdokter is positief: “Gaan ervan uit dat Fabio Jakobsen weer wielrenner wordt”

• 重大な負傷だったことを考えれば、現在の状況はとても良い
• 臓器にも重要なダメージない
• 意識は明確であり、まだ口頭での会話は無理（口の手術をしたばかり）だが、文字でのコミュニケーションは出来ている。
• ロードレースへ復帰も可能。ただしそれがいつになるかはまだ不明。焦らずじっくりと回復させたい
• 唯一の懸念は、大怪我を負った口・顎周辺の傷跡や手術跡による「見た目」の問題

というわけで、あの衝撃的な映像と大怪我を考えれば奇跡的ともいえる現状なもよう。

これにはファンもそして、おそらくディラン・フルーネヴェーヘンもほっと胸をなでおろしているであろう。

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