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今週末8/15に開催される今年2つ目のモニュメント、イル・ロンバルディア(Il Lombardia)。コロナ禍のもと、当初は10月第1週に行われるはずだったが各国の国内選手権などとの関係もあり8/15へと移動させられた。
そんなロンバルディアだが、先週のミラノ~サンレモのようにコースに変更が加えられた。もともと予定されていた走行距離から12㎞短くなる。243㎞ → 231㎞になる。次の公式Twitterを見てほしい。
Il Lombardia presented by #UBIBanca 2020: si passa da 243 a 231 Km per una lieve modifica del percorso: https://t.co/sEA5JvtCXB | #ILombardia 2020: minor route alteration distance changed from 243 to 231km: https://t.co/o6jYFkxFy4 pic.twitter.com/5G49XLYT5I
— Il Lombardia (@Il_Lombardia) August 11, 2020
そして変更後のコースプロフィールがこちら。
Colle BrianzaからLeccoに向かうのがこれまでコースだったが、今回の変更はColle Brianza後からLeccoを経由せず、直接Oggionoへ向かうコースになった。つまりLecco周辺がカットされたことになる。
それが以外はない。またそのカットがレース展開に何か大きなインパクトを与えるとは思わない。というのも、争いの主役となる登りは依然としてこれまで通り存在しているから。
167km地点のロンバルディアを象徴するMadonna del Ghisallo、その次に登場する険しい難所Muro di Sormano、ゴールまで20㎞を切ったところ(214㎞地点)のCiviglioと、それに続く最後の登りSan Fermo della Battaglia。このBattagliaの後はずっと下り基調でゴールまで。よって基本的にはBattagliaでアタックをしかけ、単独で抜け出し、下りを爆走してゴールに突進。追走集団は牽制してダメというのが理想。
なお、今年のロンバルディには今シーズン絶好調の化物、Deceuninck-QuickStepのレムコ・イヴェネプール(Remco Evenepoel)が初参戦、そしてもう1人の化物、MVDPことAlpecin-Fenixのマチュー・ファン・デル・プール(Mathieu van der Poel)も初参戦する予定。
さらには去年の優勝者、バウク・モレマ(Bauke Mollema)、そして2度制覇しているヴィンツェンツォ・ニバリ(Vincenzo Nibali)の2名もTrek-Segafredoから参戦。この二人のダブルエースとなるのか?それともなんらかの役割分担があるのか?Trekの作戦が気になるところ。
優勝候補はもちろんレムコ。なにせずっと調子がいい。肉体的にも精神的にも、そしてレース勘という点でも絶好調と言えよう。ただ唯一の懸念材料は初出場だということ。
ゲームやってて思うけどロンバルディアは過酷すぐる…
最初からアップダウンばかり、しかも後半にかけてつらくなるという・・・
なんといってもマドンナと最大傾斜30%のソルマノ・・それが終わってもまだそれなりの登りがゴール前に2つという鬼畜さ
そんなコースを真夏のこんな時期に。例年以上にヤバイのは明らかブヒね。