レムコ・イヴェネプール、歩行開始
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先日行われた、今年2つめのモニュメント、イル・ロンバルディア(Il Lombardia)。Deceuninck-QuickStep、そしてロードレース界期待の宝、レムコ・イヴェネプール(Remco Evenepoel)は、そのレース中橋から崖下へ転落し、骨盤を骨折した。
最悪の結末も危惧された落車事故であったが、生命に危険はなく、この前も病院から元気そうな姿を見せてくれた。
そんなレムコだが、もうすでに歩行訓練に移っている。次のチームTwitterを見てほしい。
He should have been racing for glory at the Belgian National Championships this afternoon, but @EvenepoelRemco has his own time trial – and knowing his amazing determination and willpower – we are confident he will win it.#TheWolfpackNeverGivesUp pic.twitter.com/8l6w2Na9S6
— Deceuninck-QuickStep (@deceuninck_qst) August 20, 2020
( ゚Д゚)おぉ・・・なんという強さ・・・
”【不撓不屈】レムコ「来年また強くなって戻ってくるよ!」”で書いたように、本人はそのときは「別に復帰を急ぐ必要ないからね」みたいなことを言っていたのに、ものすごいプロ意識である。
たしかに慌ててはいけない、だからといって無為にグダグダと時間をつぶしていてはけない。可能な限り回復が早まるよう積極的に努力はしていかなければならない。そういう気持ちなのであろう。
医者としても、ベッドにねたきりよりも、少しだけでも骨や肉体に負荷をかけるほうが治療にプラスということなのであろう。まだ、医師の許可や介添えがなければ自由に動くことは禁止されているであろうが、少しでも自分の足で動けるのは、心理的にもかなりのプラスになるであろう。
それにしても毎度ロードレースのプロ選手の精神力には驚かされるものである。
あのクラッシュシーン見たときはかなり胸がざわつきました… 最悪な結果にならず本当に良かった。
今シーズンは来年以降の契約が決まっていない選手も多く、調整が間に合っていない中で積極的な走りをアピールすることが落車の多発に輪をかけてるようですね。
昨年も若い才能が散ってしまったこともあるし、ほんとうに気をつけてほしい…
単独の落車である以上は本人のミスといえばミスとなるけど、やっぱり大怪我を追う落車は見たくないもの。
予算の都合で難しいかもしれないが、ほんの少しでも衝撃を和らげられる簡易ネットみたいなものがあれば多少はマシだったかとは思うブヒね。
それワタシもそう思ったんですが、考えてみたらあのコースはどこもかしこも危険箇所だらけ、キリがないですもんね…