タネル・カンゲルトがMitchelton-Scottへ
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現在EF Education First Pro Cyclingで走るタネル・カンゲルト(Tanel Kangert:エストニア出身33歳)が、Mitchelton-Scottへ移籍する。Twitterより
✒️ NEW RIDER 🖋
— Mitchelton-SCOTT (@MitcheltonSCOTT) August 21, 2020
“I would really like to win a Grand Tour as a team member once again.”
We’ve signed experienced domestique Tanel Kangert for the next two seasons.
📰 https://t.co/Pnr2NeaELl pic.twitter.com/0BAIykc4Fj
カンゲルトは2008年にプロ転向と同時にワールドツアーチームのAG2Rに加入した。そのことからわかるように、期待の若手だった。
しかし、膝の故障でまともにレースができず契約途中でクビ。その後はアマチュアチームで走っていたが、転機が訪れる。
それは2011年。ワールドツアーチームのアスタナとの契約が決まった。そこからカンゲルトはアシストとして力強い本来の力を見せることになる。この時期のカンゲルトを覚えている人は多いであろう。ニバリ、アルらをアスタナで支えながら、グランツールやその他ステージレースで安定した強さを見せてきた。
プロとして新人選手だった頃の挫折を乗り越えて復活をとげ、今までプロトンで生き残ってきたカンゲルトは、来年からMitchelton-Scottで走ることになった。おそらく、来年のグランツールのジロかツールかで、サイモン・イエーツを支えるべく参戦してくるであろう。また、ブエルタでは自由にステージ優勝を狙える任務につくかもしれない。