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昨日の第11ステージの勝利で、俄然グリーンジャージ獲得の2大候補となりつつあるカレブ・ユアン(Caleb Ewan)。グリーンジャージ争い最大のライバルともいえるサムベネことサム・ベネット(Sam Bennett)とは友人関係にある。
そんなユアンが、グリーンジャージ獲得が現実味を帯びてきたことについて次のように話している。ツール前は「グリーンジャージは頭にない」と言っていたユアンだが、さて心境の変化は?
情報源:Caleb Ewan: Sam Bennett and I do well to separate work from our friendship
“I came to the Tour de France without the goal of the green jersey and I think if you wait until halfway through like we are now then it’s too late because those guys have always been picking up points in the intermediate sprints. I think in a few years maybe I’ll decide to go for the green jersey.
訳「今年のツールの目標としてはグリーンジャージは入ってなかったのよ。だから現状のように今まで中間ポイントを稼いだりしなくてのんびりしてたけど、今の時点でそれだと遅すぎるわけ。他の選手らは中間ポイントを稼いできてるからね。でも今後数年以内に、グリーンジャージを本気で狙うかどうか決めるつもりよ」
というわけで、これまで積極的にポイントを稼ぐということをしてこなったので、スプリンターに厳しいコース設定である今年のツールでは、ポイント賞争いですでにかなり不利な立場という認識。よって今後のステージでもグリーンジャージを積極的に狙うのではなく、あくまでステージ優勝だけに拘る方針。
一方で、今後の未来としてグランツール以外でどういう勝利をあげたいか?との質問については、
といったレースを挙げる。
注目したいのはベルギーのクラシックレースという点。ベルギーのクラシックというと、やはり、E3ビンクバンク(E3 BinckBank)、ヘント〜ウェヴェルヘム(Gent-Wevelgem)、そしてDDVことドワルス・ドール・フランデレン(Dwars door Vlaanderen)、そしてモニュメントのロンド・ファン・フランデレン(Ronde van Vlaanderen)となろう。
そのうちいわゆるピュアスプリンターに最も勝機があるのは、ヘント。去年はアレクサンダー・クリストフおじさんが勝利していることからもわかる。
ただ、スプリンターのトム・ボーネンがこれらのクラシックで無双していたことを考えると、他のレースでもカレブ・ユアンに可能性がないとも言い切れない。展開次第ではあり得る。さすがにロンドだけは厳しいだろうが。体格・体重を考えると。
ただ、年をとり、クラシックの経験も積んでいけばどうなるかわからない。おそらく脚質も少し変わっていくであろう。今でも登りスプリントは苦にしないので、うまくいけば化ける可能性もある。