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昨日のイネオスのホイールについて。ツール組とティレーノ~アドリアティコ組

ツール第13ステージでチームイネオスが使ったホイール

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昨夜行われていた2つのレース。1つはツール・ド・フランス。もう1つはイタリアのティレーノ~アドリアティコ(。

ツールのメンバーから漏れたクリス・フルームやゲラント・トーマスらは後者のレースに出場している。

その2つのレースを見ていると、どうやらどちらもシマノのデュラーエースホイールではなく、おそらくドイツの超高級カーボンホイールブランドのライトウェイト(Lightweight)のホイールを使っていたように思われる。

昨夜のチームイネオス(INEOS Grenadiers)のホイール

去年のツールでもチームイネオスは難関山岳ステージで、スポンサーであるシマノのデュラエースホイールから、ライトウェイトホイールへ変更して走っていたが、今年もそのような変更が行われていると思われる。そしてそれはツール以外のレースでも同じなのだろう。次のチームTwitterを見てもらいたい。

これは昨日のツールのリカルド・カラパス(Richard Carapaz)。ホイールは明らかにデュラエースではない。

一方こちらは昨日のティレーノ~アドリアティコの画像。前をはしるのはタオ・ゲオゲガン・ハート(テイオ・ゲイガンハート:Tao Geoghegan Hart)、その後ろにゲラント・トーマス(Geraint Thomas)である。

この2人のホイールを見比べると何かが違うことに気づくだろうか。ゲオゲガンのほうがホイールのリムに光沢がある。そして二人のホイールのハブのデザイン・形状にも着目してほしい。Gのホイールのほうがハブが太く、そしてフランジの形状(クイックリリース周辺の丸い部分)もGのほうが大きい。

よって、ゲオゲガンはなぜかデュラエースホイール、しかしGはライトウェイトということだと思う。

こちらは同じくティレーノ~アドリアティコのクリス・フルーム。ホイールやハブに着目してほしい。こちらもライトウェイトであろう。

というわけで、昨夜はツール組もティレーノ~アドリアティコ組も両方とも基本的にはライトウェイトだったのだろう。

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