英国EU脱退とワウト・プルスとの関係。なぜプルスはツールを走りづつけられるのか?
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昨年まで所属していたチームイネオスから移籍し、今年からバーレン・マクラーレンで走る山岳ステージにおけるスーパードメスティーク(スーパーアシスト)のワウト・プルス(Wout Poels)。
今年のツール初日のあの大惨事となった第1ステージで、多くの選手と同じく落車し、肋骨の骨折と肺の損傷を負っている。
しかし、そんな状態にもかかわらずツールをリタイアすることなく2週間を戦い抜いてきた。公式的には敢闘賞などの認定はないが、まごうことなくファンが選ぶ非公式の敢闘賞ライダーの1人であると言っても過言ではないだろう。
一体なぜそんな状態でも走り続けられるのか?一体何が彼の心を支えているのか?
情報源:Wout Poels ‘getting used’ to riding Tour de France with broken rib
情報源記事のインタビューで彼は次のように語る。
“Every day it gets a little bit better,”
訳「毎日、ちょっとずつ状態は良くなっているわ」
“so I’m quite happy with that. Yesterday was already way better but I still feel it, although you do get a little bit used to it after a while, and it’s healing of course.”
訳「なので今はかなりハッピー。昨日の時点でもそれまでよりも状態がよくなってたけど、今日もその状態の良さが続いてる。肋骨の骨折や肺の損傷の状態になれるのにしばらく時間かかるけどね。今はマシにつつあるよ」
(´・ω・`)いやいや、肋骨の骨折とか肺へのダメージに慣れるとかないわ。イミワカンナイ。
ワウト・プルス本人はオランダ人であるが、チームイネオス時代にはチームメイトだったオーウェン・ドゥル(Owain Doull)が暴露するほど、とにかく英国のEU脱退(Brexit)のニュースに入れ込んでいたらしい。曰く、「何かに憑かれてるようにBrexitの情報を毎日追ってた」。
しかし、今のツールの期間中はやはりなかなかBrexit関連の情報を追う時間が取れないので、ちょっと寂しいもよう。でもできる限りはそのニュースを今でもチェックし続けているらしい。
(´・ω・`)他国の話やのに何がそんなに楽しいんや・・・
ひょっとしたら、毎日のBrexit関連ニュースを閲覧することで、彼のダメージは心身双方の点で回復するのか?ニュースにそんな力があるのか!?