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選手らが抗議でレースを放棄。ツール・ド・ルクセンブルク第2ステージで何があったのか?

ツール・ド・ルクセンブルク第2ステージで選手らがレースを放棄した理由

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ツール・ド・ルクセンブルク(Tour de Luxembourg)で、コースの危険性を理由にプロトン全体がレースを放棄した。一体何があったのか?

情報源:Riders protest about safety at Tour de Luxembourg

ゴール前の高速区間にバスが!?

まずはこのTwitter画像を見て欲しい。

これは初日の第1ステージにおけるゴール前数キロの道路の様子である。

多くの車は路上に駐車されているのが見える。また、なぜか大きなバスも止まっている。

ゴール前数キロはスプリントトレインや位置取り争いで時速70kmにも及ぶ高速域。そんな局面で道路を占有する障害物が多く存在していることになる。

第1ステージ後にこの危険性を訴えたのが、guruマパFDJ (Groupama-FDJ)のイタリア人選手で、プロトンの選手からもリスペクトされているヤコポ・グアルニエーリ(Jacopo Guarnieri)である。

いわばツール・ド・ルクセンブルクにおけるプロトンのボスがグアルニエーリ。

そんなグアルニエーリが選手らと相談し、プロトンを代表し考えをまとめ上げた。

そして翌日第2ステージがスタート。しかしその日もどうやらコース上の危険性は存在し続けていた。そこでスタートから18km地点で、プロトンはレースを放棄。グアルニエーリらがプロトンを代表し、主催者側&UCIに抗議し、協議をもちかけ、レースの中立化(ニュートライズ:ただ走るだけで順位などはつけない)処置を決定させた。

このニュートライズの内容は、ゴール前のラスト42km地点まではニュートライズとするもので、その42km以降からゴールまでは通常のレースとして再開するというもの。

なおその第2ステージは無事に終了し、ヤコポ・グアルニエーリのチームメイトで現フランスチャンピオンのアルノー・デマール(Arnaud Demare)が見事にスプリント勝利を収めた。

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4 comentarii

    • 一体何を考えて、主催者側は「(準備)ヨシ!」と思ったのだろう・・・

      ヨーロッパはロードレースが日常的すぎて、ちょっといろいろ緩んでるのかもしれないブヒね。惰性で運営してる的な。

  1. ヤコブセンの落車事故以来、コースの危険性について選手たちが敏感になっているようですね。
    本来選手の安全確保は、主催者やUCIが最優先で取り組むべきことだとは思いますが。

    Jスポの実況の中でも栗村さんがお話ししていましたが、安全装備や装置などを含め、選手の安全を第一に考えなければいけない時期に来たのかもしれません。

    • たしかにあの事故以来、安全性がクロースアップされることが増えているように思われるブヒね。
      ツールでのサガン降格の判断にも影響したと思うブヒ。

      何度か安全性確保のミスが続いた場合は、UCIとしてもレース運営資格を一時的に取り上げるなどしたほうがいいのかも。

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