アルベルト・コンタドールの新ブランド「AURUM」が発表
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ついにアルベルト・コンタドールとイヴァン・バッソが立ち上げた新バイクブランドの全貌が明らかになった。そのブランド名は「AURUM(オーラム)」。日本語で「金」を意味する。
そんなAURUMブランドの記念すべき第一号が、「MAGMA(マグマ)」と名付けられたバイクである。
目次
AURUM MAGMAの概要
これ一台あればいい。オールラウンドレーシングバイク
このMAGMAを一言でいえば、「軽量エアロディスクブレーキバイク」である。実に時代にトレンドに合わせた、流行りの要素の欲張りセットである。
よくいえば、万人が買っても満足できる素晴らしいバイク。悪く言えば、流行りモノとなろう。良い方に捉えるか、悪い方に捉えるかは人それぞれ。別にどちらでもいい。
フレーム重量805g
軽量バイクということで重量が気になるが、フレーム重量はサイズ54で805g。サイズ56で850g。なるほどディスクブレーキフレームとしては十分に軽量である。軽量カーボンホイールなどの軽量パーツと合わせれば、UCI規定6.8kgを下回ることも可能。
全てのサイズで同じ操作感覚を実現
フレームの設計として特徴的なのが、6種類あるサイズ全てで同じようなハンドリング感覚となるようジオメトリが設計されている点である。
サイズ50と52ではフォークトレイルが60mm、それ以上のサイズは全て59mm。たった1mmしか違わない。それが操作性の同一性を確保する鍵となっている。そのためにフォークオフセットが2種類用意され、サイズ50と52が50mm、それ以上の4サイズは全て44mmに設定されている。
もちろんヘッドチューブアングルもそれに合わせて調整されている。一方でBBのドロップは、一番小さなサイズ50だけが74mmで、その他は71mmとなっている。
またサイズにごとに剛性も調整されており、カーボンの積層や、ダウンチューブの太さなども異なるというこだわり。
なおコンタドールはサイズ54を、バッソはサイズ56に乗っているもよう。
その他の主な特徴とスペック
- 推奨タイヤは25C~28Cだが、30Cまで使用可能
- ダウンチューブは定番のNACA規格(形状)を採用しエアロ形状
- ステム周り以外は、ワイヤー内装
- コクピットシステムは古典的なものなので、ポジション調整が楽
- リア三角はエアロの流行に反してあえて大きめ。軽さ剛性を重視
- BB規格は、BB385EVO
- シートポストも古典的な27.2mmの丸形
- ディスクブレーキはフラットマウント
- EU内で設計、製造はアジア、最終組立はスペインのマドリード
価格など
販売開始時期はすでに昨日(9/29)から。ただし購入できる場所は公式オンラインショップと、スペインのジローナ(Girona)にオープンする公式ショップからの2つだけである。
完成車完成車は、シマノのデュラエースにENVEまたはlightweightのパーツを合わせた2種類と、SRAM Red AXSにZIPPのパーツを合わせたものが1種類の全3種類である。
完成車価格は完成車価格:9799ユーロ(約121万円)から。フレーム価格はフレーム価格:4099ユーロ(約51万円)。
スーパープレミアムなグラベルバイクも開発中
なお海外メディアによると、特別なすごいグラベルバイクをも現在開発中とのこと。こちらも気になりますな。
ブタの予想おもいっきりはずれる
ブタはずっと前から、この「A」から始まるブランド名を「ALBRT(Alberto Contadorのアルベルト)」だと予想していたが、あまりに安直すぎて外れた。みんなは当たったかな?
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