ENVEからカーボンハンドル「SES AR ROAD HANDLEBAR」が登場。グラベルでもピュアロードバイクでも使える万能ハンドル
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カーボンホイールで人気のブランドENVEから、ロードバイク用ハンドルの 新製品「SES AR ROAD HANDLEBAR」が登場した。
ENVE公式: SES AR ROAD HANDLEBAR
新ハンドルの存在意義
この新ハンドルは、「AR」=「All Road」であり、昨今人気爆発中のグラベルロードバイクでも、純粋なロードバイクでも使えるハンドルである。
近年のバイク市場では、28C以上のタイヤを履かせられるロードバイクなど、ガチのグラベルバイクではないものの、そっち系にも寄っている「真の汎用型ロードバイク」が数多く登場している。
今回の新ハンドルはそんな市場にトレンドに合わせた製品だといえよう。
特徴
フレア形状を採用
特徴の1つは、ハンドルのドロップ部分が「フレア形状」になっていることである。すなわち、正面から見たときに、「ハ」の字のように下方に広がっている形になっている。超ロングライドのブルベだったり、グラベルロードバイクではよく見られる形状である。ロードレースの選手でも愛用している選手がときどきTVに映る。
エアロ性能
特徴の2つめは、製品名にあるとおり「SES」=「Smart ENVE System」を採用していることである。これは、ENVEお得意の、コンピューター上の解析(Computational Fluid Dynamics:CFD)でも、そして実際の風洞トンネルの結果でも、その両方で最適化されたエアロ形状であることを意味する。もちろん、エアロ性能追求のために各種ケーブルは完全内装可能であると同時に外装式にも対応している。
快適性とハンドリングの良さの両立
特徴の3つめは、カーボンの積層の態様である。汎用型ロードバイクのためのハンドルとして、長距離やグラベルでの快適性はもちろん、バイク操作の反応性の良さも兼ね備えているとのこと。
スペック
素材 | カーボン |
---|---|
サイズと重量 | 38cm(243g) 40cm(245g) 42cm(248g) 44cm(262g) 46cm(280g) |
フレアの幅 (ハンドル上部と下部の差) | 38 (上38.5cm 下43.2cm) 40 (上40.5cm 下45.2cm) 42 (上42.5cm 下47.2cm) 44 (上44.5cm 下49.2cm) 46 (上46.5cm 下51.2cm) |
クランプ直径 | 31.8mm |
リーチ | 76mm |
ドロップ | 127mm |
ドロップフレア | 23.5mm |
フェイスプレートのトルク | 5.5Nm |
トルク幅 | 6Nm-8Nm |
電動コンポDi2への対応 | 対応 |
価格
$400(約4万2000円)