来年からバーレーン・マクラーレンは「バーレーン・ヴィクトリアス」へ。そのスポンサーは?
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少し前の記事にて、UCIが2021年度に向けたワールドツアーチームとプロ・チーム(ProTeam:旧称プロコンチネンタルチーム)の暫定的なリストを公開したと紹介した。
そのリストでは、いくつかのチームのチーム名が現在の名称から変更になっている。プロ・チームのNippo Delko One Provenceは「Delko One Provence」へと変わっているし、ミッチェルトン・スコット(Mitchelton-Scott)は「GREENEDGE CYCLING」へ変わっている。
そんな中、マクラーレン社(McLaren)がスポンサーから撤退するバーレーン・マクラーレン(Bahrain-Mclaren)は、「BAHRAIN VICTORIOUS」というチーム名になっている。
そこで気になるのがこのVICTORIOUSというスポンサーの正体である。
VICTORIOUS社とは?
このVICTORIOUSというスポンサーがどのような企業なのか、まだ一切の情報は公開されていない。しかし、ちょっと調べてみたところ、次のような企業のインスタグラムが見つかった。それがこちら。
これはお花屋さんである。お祝いなどに使われるギフト専門の会社のようだ。
もちろんこのお花屋さんのことではないはず。
さて、サッカーファンならば「Bahrain」と「Victorious」という言葉を見たときにピンときた人がいるかもしれない。
こちらは、フランスのサッカーチーム「Paris FC」のインスタグラムである。ユニフォームの文字を見てほしい。「VICTORIOUS BAHRAIN」と書かれている。実際、このチームのスポンサーはバーレーンである。今年の7月にこのチームの権利を20%取得し、メインスポンサーになっている。(参考:Bahrain Is Investing In France Football And Now Owns 20% Stake Club Paris FC)
そこでブタが予想するには、このサッカーチームで使っている「VICTORIOUS BAHRAIN」と混同しないように、ロードレースのチームとしては「BAHRAIN VICTORIOUS」と逆にしたのではないか?ということだ。
またチーム名の表記方法にも着目したい。UCIに公式に登録されているプロチームの名称は、主要なスポンサーが2社の場合、基本的には「A-B」というように「ー(ハイフン)」が使われる。
ところが今回の2021年に向けたリストでは、「VICTORIOUS BAHRAIN」。「-」が使われていない。
すなわち、結局のところVICTORIOUS社というものがスポンサーとして存在するわけではなく、バーレーン王国そのものが単独でスポンサーし続けるということなのだろうと予想する。どうだろう?
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今シーズンは9勝と控えめでしたが^ ^;、レース見てるとコントロールに入ったりゴール前に絡むことも増えてきてるので、チームとしての連携や戦術がもうちょいしっかりできれば、と思ってます。
あとは… ジャージのデザインがもう一歩垢抜けてくれれば!
あ、そうか。ジャージのデザインがどう変わるのかもポイントになるブヒね。
ヴィクトリアスというイメージにあうような、華やかで優美なデザインに!?