UCIチーム順位:あの2チームの大接戦!
UCIチームランキングが超僅差のデッドヒート
Share your love
毎年年間最多勝を勝ち取るDeceuninck-QuickStepだが、UCIチームランキングという観点では今年はJumbo-Vismaと熾烈なデッドヒートを余儀なくさせられている。理由は2つ。新コロナでロードレースが減ったのと、プリモシュ・ログリッチである。
昨日ログリッチはブエルタの連覇を確定させたが、まずは11/3に更新されたばかりの最新のUCIチームランキングを見てみよう。
11/3現在のUCIチームランキング(トップ25まで)
Rank | Name | Nation | Points |
---|---|---|---|
1 | DECEUNINCK – QUICK – STEP (DQT) | BEL | 9736.16 |
2 | JUMBO – VISMA (TJV) | NED | 8565 |
3 | UAE TEAM EMIRATES (UAD) | UAE | 8291 |
4 | TEAM SUNWEB (SUN) | GER | 7582.71 |
5 | INEOS GRENADIERS (IGD) | GBR | 6871.33 |
6 | TREK – SEGAFREDO (TFS) | USA | 6591 |
7 +1 | BORA – HANSGROHE (BOH) | GER | 6418.5 |
8 -1 | ASTANA PRO TEAM (AST) | KAZ | 6404 |
9 | GROUPAMA – FDJ (GFC) | FRA | 5294 |
10 | MITCHELTON – SCOTT (MTS) | AUS | 4938 |
11 +1 | EF PRO CYCLING (EF1) | USA | 4929.99 |
12 -1 | ALPECIN – FENIX (AFC) | BEL | 4788 |
13 | BAHRAIN – MCLAREN (TBM) | BRN | 4378 |
14 | TEAM ARKEA – SAMSIC (ARK) | FRA | 3697 |
15 | AG2R LA MONDIALE (ALM) | FRA | 3588 |
16 | CCC TEAM (CCC) | USA | 3434 |
17 | LOTTO SOUDAL (LTS) | BEL | 3091 |
18 | CIRCUS – WANTY GOBERT (CWG) | BEL | 2778 |
19 | COFIDIS (COF) | FRA | 2638 |
20 | NTT PRO CYCLING (NTT) | RSA | 2598.33 |
21 | MOVISTAR TEAM (MOV) | ESP | 2305 |
22 | ISRAEL START – UP NATION (ISN) | ISR | 1878 |
23 | NIPPO DELKO PROVENCE (NDP) | FRA | 1553 |
Deceuninck-QuickStepとJumbo-Vismaとの差は約1200ポイント弱。しかし、これには直近一週間分のブエルタの結果が反映されていない。
直近のブエルタの結果を反映させると?
11/3以降の一週間で、Jumbo-Visma&ログリッチが獲得したポイントは概算で次のようになる。
- ブエルタ総合優勝:850
- ブエルタポイント賞:100
- ブエルタでリーダージャージを着ていたことによるポイント:日数x20
- ブエルタでのその他ポイント:第16ステージの2位で40、そしてその他いろいろ(詳細不明)
これらのポイントを合算すると、Jumbo-Visma側にはおおざっぱだが1300ポイントぐらい上積みされることになる。
またDeceuninck-QuickStep側にもブエルタの結果に応じてポイントが少しはいる。例えば昨日の最終日マドリードでのスプリントでは2位だったため、40ポイントが入る。またその他いろいろなポイントでだいたい130ポイントぐらいが入りそう。
これらの結果、両チームの点数は荒く計算して、
- Deceuninck-QuickStep:9866前後
- Jumbo-Visma:9865前後
という、たった1ポイントの差になってしまう。
ただこの計算はあくまで上述のように大雑把な計算でしかいないので実際どうなるかはUCIによる公式発表を待つことになる。だが、かなり僅差のデッドヒート模様になっているのはわかってもらえると思う。