ラムーナス・ナヴァルダウスカスが引退
リトアニアのナヴァルダウスカスが引退へ。
Share your love
現在、別府史之らのチームメイトとなっているリトアニア人選手のラムーナス・ナヴァルダウスカスが引退を発表。
情報源:NTT riders on the move, Navardauskas retires: Daily News Digest
ナヴァルダウスカスは、去年からNippo Delko One Provenceで走っていた32歳。年齢的にはあと数年は走れそうであるが、少し早めの引退となる。
その理由は、不整脈。
バーレーン・メリダで走っていた2017年に不整脈を発症。その後4年間それとつきあいながら走り続けてきたが、やはり自分の体いつどこでどうなるかわからない恐怖やストレスを抱えながらのレースは難しいものだった。
今年は子供も生まれ、父親として自身の健康も家族のために大切にしなければならない。そんな中不整脈を抱えながら限界まで体を酷使するのは難しいと判断したのだろう。
プロキャリアの10年間で、ツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアの両方でステージ優勝をあげ、2015年のリッチモンドでの世界選手権ではピーター・サガン、マイケル・マシューズに続く3位フィニッシュという素晴らしい結果を残していた。
本人はこれまでのプロ生活を振り返り、「美しく、素晴らしい冒険だった」と述べている。