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イタリアチャンピオンかつヨーロッパチャンピオンのジャコモ・ニッツォーロ(Giacomo Nizzolo)が、NTT(来年からクベカ・アソス:Qhubeka-ASSOS)との契約を延長した。
今年のニッツォーロは、それまで苦しんでいた怪我による不調から突然の復活劇を遂げたと言っても過言ではない。
それまでは2位ばかりで、「2位ツォーロ」とネットで揶揄する声もあったが、今年はそんな人間たちの頬をぶん殴って黙らせるような活躍となった。
シーズンスタート直後のツアー・ダウン・アンダーとその後のパリ~ニースでステージ優勝を挙げ、イタリア選手権とヨーロッパ選手権の両方で優勝という快挙を達成。ただ、ツール・ド・フランスでは第1週での怪我でリタイアを余儀なくされてしまったのが残念だった。
来年からNTTの給料は他チームに比べてかなり安いことが予想されているが、それでもチームに残留した理由として本人は次の二点に言及している。
一つは、チームからの信頼である。チームが自分をエースとして100%信頼してくれていると述べる。
そしてもう一つは、チームのポリシーであるアフリカでのチャリティー活動である。キュベカ(Qhubeka)から自転車をプレゼントしてもらった子供たちの姿に感動し、忘れられない体験になっていると述べる。
来年の目標としては、チームのエーススプリンターであり、なおかつイタリア人である以上は、やはりまずは春のモニュメントのミラノ~サンレモであろう。そして次にジロ・デ・イタリア。あとは体調次第でツール・ド・フランスか。東京五輪はコースが不向きなのでたぶんイタリア代表には選ばれないと思う。
こうやって収入よりも“意気に感じて“残留する選手がいることをNTTはよーく覚えておくべきでしょうね…
今年のニッツォーロの出来ならば、他チームとも十分に交渉できる材料はあったはずブヒね。
それでも残留というのは、やはりチャリティ活動への理解が大きいと考えられるブヒね。
これはニッツォーロ応援したくなりますねぇ!