フィリッポ・ガンナがコロナ陰性へ回復

今年の世界選手権タイムトライアルで世界王者となり、さらにジロ・デ・イタリアでも勝ちまくったイネオス（INEOS Grenadiers）のイタリア人フィリッポ・ガンナ。

だが、トラック競技のヨーロッパ選手権にイタリア代表として他選手と合同で練習をしているときに、コロナに感染していることが判明し、しばらく隔離生活を余儀なくされ、自宅療養となっていた。

症状としては重篤なものではなかったが、やはりけっこうな間体調不良が続いていたようである。しかし、ついに最新の検査で陰性へと変わったことがわかった。

本人がTwitterで報告している。

このツイートでは、「感染後の隔離生活は、まるでミラノの渋滞に巻き込まれたフェラーリのようだった」と実にイタリア人らしい表現で隔離生活の退屈さと鬱屈を述べている。こういう表現がサラっと出てくる頭脳が欲しい。

なおUCIのコロナ対策の規定によれば、今回の陰性への復帰ですぐにトレーニングを再開できるというわけではなく、まずはもう一度、しっかりとした医学的検査を受ける必要がある。その結果がOKとなれば、トレーニング再開が可能となる。