Canyonがベルギーの投資会社グループ・ブリュッセル・ランバートに買収
ベルギー企業がCanyonを買収へ
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以前、「キャニオン(Canyon)売却か?米国巨大ファンドが買収に関心」という記事で、キャニオン(Canyon)が投資会社に買収されるのではないかとのネタを書いた。
そしてどうやらベルギーの投資会社に買収されることになるもよう。
情報源:Canyon bicycles set to be acquired by Groupe Bruxelles Lambert
Canyonを買うのは、グループ・ブリュッセル・ランバート(Groupe Bruxelles Lambert:以下GBL)というベルギーの投資会社で、同国内でも十指に入る規模の企業である。あの何かと陰謀論や創作ネタに使われるあのロスチャイルド家とも関係があり、そして、アディダス(Adidas)の最大株主でもある。また、Absolut VodkaかGlenlivetといったアルコールブランドも保有している。
iPodの実質的な発案者で開発者のトニー・ファデル(Tony Fadell)もAppleから離れて同社に加わっている。
ファデル自身が熱心な自転車乗りであり、また持続可能な社会・環境に優しい未来を作る会社を設立・経営しているため、今後はGBL内でも、キャニオンについては彼が中心となり、Canyonになんらかの形で方向性を与えていくのではないかと予想される。
なお、今回の買収予定が実現したとしても、Canyonの創始者Roman Arnoldは40%の株式を保有したままとなるようだ。個人としては最大株主のままとなる。
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