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ロードバイクとは切っても切れない関係にあるパーツの1つがペダル。ロードバイク用のペダルは主要なものとして4つのブランドがある。シマノ(Shimano)、タイム(Time)、ルック(Look)、そしてスピードプレイ(スピードプレイ)である。
この時点で何を今回何を言おうとしているか、ピンときた人は多いかもしれない。
そう、スピードプレイである。
去年「Wahooがスピードプレイを買収。パワーメーター内蔵スピードプレイの登場か?」という記事を書いたが、その後一切、スピードプレイから音沙汰がないのである。
実際、現在の企業に必須アイテムとなってる公式SNSも1年間更新なし。最後の更新はTwitter、Instagramともに2019年9月25日である。また同社公式サイトもずっと更新されていない。
スピードプレイは、かつてはファビアン・カンチェラーラなど多数のプロが愛用し、プロトンでも浸透していたペダルだったが最近は使っている選手がワールドツアーでは少ない。かろうじて現在1チームだけ、チームEFだけが使っている。
だが、スピードプレイのSNSはもちろん、公式サイトにもチームEFとの契約について一切情報が記載されていない。普通ならばありえないことである。チームEFの公式ページにはきちんとパートナーとして記載されているにもかかわらず。
一体スピードプレイは今どうなっているのか?
情報源:What’s going on at スピードプレイ?
ここで気になるのが、今使っているユーザーが今後もスピードプレイを使い続けることができるのか、壊れたときにすぐに同じペダルを買えるのかということである。
この点、現時点では日本の場合、たとえばアマゾンや楽天で普通にいまもスピードプレイのペダルは売られている。また海外を見ても、Wiggleなど海外通販でもいままでどおり売られている。
つまり、製造ラインや販売ラインは普通に動いてると思われる。今年に限ればコロナの影響で一時的に流通が止まったり、在庫が僅少になったりはあったかもしれないが。
ただ、情報源記事のメディアの取材によると、ある販売店・代理店は、同社製品が今後もずっと販売できるのかどうかわからないという懸念を述べている。すなわち、販売店・代理店側にもWahoo買収後のスピードプレイがどうなるか、流通形態がどうなるかなど一切知らされていないのが現状のようだ。
このようにWahoo側から業界関係者に対してもまだなんの情報もない。せめて使用中のユーザーが安心できるように、今後も永続的に入手可能であると発表してくれればと思うが。
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