Visionから廉価なカーボンホイールTCシリーズの3製品が登場
Visionから廉価な新作カーボンホイールTC DISCシリーズが登場。
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ワールドツアーチームが使うコンポーネントブランドの1つFSA。同社が展開するホイールブランドがVisionだが、そのVisionが新作カーボンホイールを3つ発表。最大の特徴は低価格!
発表されたのは以下の3つ。
- TC 55 DISC(€1,039.00:約13万円、重量は前後で1750g)
- TC 40 DISC(€1,018.00:約12万7000円、重量は前後で1650g)
- TC 30 DISC(€997.00:約12万5000円、重量は前後で1550g)
これらすべてに共通する仕様としては、
- チューブレスレディ仕様
- センターロックローターマウント方式
- 6つのシールドカートリッジベアリング (前2 + 後4)
- J-Bend スポーク 前後ともに24本
- ハンドビルド
- リムテープとスポークプロテクターが附属
- アルミフリーハブ(Shimano 10-11sとSRAM XDR対応)
上記のとおり一番安いTC 30 DISCはユーロ換算で「3桁」台の価格となっている。
なおTCとは、Team Courseの略らしい。
去年はあの高級ブランドZippやEnveといったブランドからも廉価なカーボンホイールが登場したが、Visionもそれに負けじと対抗してきたことになる。こうやって市場でどんどんカーボンホイールが普及していくのであろう。今年はさらに多くの人がカーボンホイールを使うことになるだろう。カーボンホイールが多数派となる未来も近いか?
これら3種のTCシリーズは当然に全てディスクブレーキ仕様。名前の数字はリムハイトを示す。廉価モデルではあるがより高価な上級ホイールからいくつかの技術を継承している。さらにそれに加えてTCシリーズ独自の空力設計が施され、プロからのフィードバックも得て作られた。単なる廉価版ではなく、気合が入っている。