SRAMのRivalとシマノ105がワイヤレス化?
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シマノ(Shimano)、カンパニョーロ(Campagnolo)と並ぶロードバイク3大コンポメーカーの1つ、アメリカのスラム(SRAM)。
そのスラムのコンポのうち、最上位モデルのレッド(Red)、セカンドグレードのフォース(Force)、そして上から三番目のグレードのコンポがライバル(Rival)。RedとForceはすでにワイヤレス化されている。しかし、ライバルは今はまだワイヤー式しかない。だが、そのライバルも近い将来にワイヤレス化するかもしれない。ライバルの無線化の特許が承認されたからだ。
情報源:SRAM Rival will join wireless AXS range, FCC certificates suggest
SRAM Rivalがワイヤレス化?
先日、シマノの新デュラエース(Dura-Ace)に関係するであろう特許情報について紹介したのを覚えているだろうか。
→「新デュラエースR9200系は7月に発表か?」
そんな新デュラと同様の特許情報がスラムのライバルについても見つかった。しかも、アメリカの連邦通信委員会(US Federal Communications Commission:FCC)によってすでに承認ずみの無線についての技術情報である。
それが以下の2つの情報である。
- FCC ID C9O-LSBB2: Left Shifter with AIREA and BLE Radios
- FCC ID C9O-RSBB2:Right Shifter with AIREA and BLE Radios
これらの名称を見ると、「Left」と「Right」、そして「Shifter」という文字が含まれている。これでだいたいの内容は予想がつくだろう。
「AIREA」というのはスラム独自のワイヤレス規格の名称である。既存のAXSシリーズに使われている。
現在スラムのワイヤレスコンポはAXSシリーズだが、おそらく近い将来ライバルもワイヤレス化を果たし、AXSシリーズの仲間入りを果たすのではないかと予想される。
実際にワイヤレス化されるとしてもライバルは11速のままなのか、それともレッドとフォースが13速になるのとあわせて、ライバルの無線化と12速への進化が行われるのか、そのあたりはわからないが、上位モデルとの何らかの差別化は必要であろう。
Simano 105もワイヤレス化?
さて、スラムの第3グレードであるライバルが本当に無線化するならば、シマノの第3グレードの105もワイヤレス化されるのではないか?当然そのように期待される。
そして新デュラが12速へアップするならば、次にアルテグラモ12速へ、ただし105は11速のままワイヤレス化・・・というのが順当なところ?
(´・ω・`)まぁワシの105は10速なんやけどね・・・