ジロ・デ・イタリアのワイルドカード枠発表
2021ジロ・デ・イタリアのワイルドカード
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今年のジロ・デ・イタリアに参加する全チームが発表された。注目のワイルドカード枠はアルペシン・フェニックスを含めて4チームとなった。これは先日のツール・ド・フランスと同様(過去記事「UCIがグランツールのワイルドカードの増枠を決定。ツール・ド・フランスの全チーム発表」)であり、ジロでもワイルドカード枠が1つ増えたことになる。
ジロの参加チームは以下の通り。
ワイルドカード枠はこうなった。
- Bardiani-CSF-Faizanè
- Eolo-Kometa
- Vini Zabù
- Alpecin-Fenix(昨年の時点ですでに決定ずみ)
意外といえば意外だが、地元イタリアンの定番チームAndroni Giocattoli-Sidermecが選出漏れしたことだ。その代わりといってはアレだが、アルベルト・コンタドールが作りあげたチーム、EoloーKometaが早くもグランツールデビューとなる。Eolo-Kometaはアルベルト・コンタドールの母国スペインを本拠地としているが、チームの登録自体はイタリアのためイタリアチームである。
Bardiani-CSF-Faizanèは2009年から、そしてAndroni Giocattoli-Sidermecは2017年からずっと選ばれていた。だが今回は両者で明暗がわかれた。その判断基準は一体どこにあったのかは不明。また、Vini Zabùは2009年のチーム創設以来2010年と2019年以外はジロに選ばれている。